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東京競馬場で開催された古馬・牝馬の女王決定戦「ヴィクトリアマイル」。
またしても、レース直前から雨が降って来た。
レース実況では、テレビ画面からも雨煙る馬場が映し出され、ファンファーレが鳴り響くと大外の16番ソダシが最初にゲートイン。
レースがスタートした。
狙いは赤い帽子の3枠の6番ソングライン、同枠の5番スタニングローズと同じ勝負服のため染め分け帽がソングライン。
好スタートを決めてスーッと中団の前へ。
一方、スタニングローズは行き脚が付かないらしく後方番手からの競馬。
大外の16番ソダシの鞍上D.レーン騎手が、スタートを決めてスーッと番手に取り付いていた。
ところが、レース後の裁定によるとスタート直後内側に斜行したことで、数頭に迷惑を掛けた鞍上は過怠金5万円が課されたらしい。
1番人気の2番スターズオンアースもスタートを決めて、5番手の好位追走だった。
先手主張は1番ロータスランド、鞍上の横山典弘騎手が一発を狙った騎乗だった。
勝負どころの残り400手前。
ラチ沿いをロータスランドが渋太く逃げ粘っている。
馬場の中ほどから、番手追走のソダシが追い出してくると先頭へ躍りだす脚いろ。
その直後にスターズオンアースもエンジンが掛かって来た。
狙いのソングラインは、インの中団前から追走し脚を温存していたが、やはり残り400を切るとエンジンが掛かって来た。
残り200あたり、ソダシが先頭でゴールを目指す、外からスターズオンアースが懸命に追っている。
インで渋太く粘るロータスランドとソダシの間に突っ込んだソングライン、同馬の脚いろがいい、メンバー2番目の33秒2の末脚で残り100を切ったあたり、ついに先頭へ躍り出た。
ソダシをアタマ差抑えて一気にゴールイン。
2着のソダシに4分の3馬身迫ったスターズオンアースが3着に突っ込んできた。
驚いたのは、後方4番手から追走していた15番人気の13番ディヴィーナ、鞍上のM.デムーロ騎手の好騎乗でメンバー最速の33秒1の末脚を引き出して4着でゴールイン。
一方、追っかけ馬の5番スタニングローズは、馬場影響なのか行き脚が付かなくて後方のまま終わっていた。
また、12番ナムラクレアは、東京のマイル戦は合わなかったらしく、最後は力尽きて8着だった。
でも見ごたえたっぷりのレースだった。
戦前の予想のとおり安田記念を制した3頭目の牝馬・ソングライン、同馬もこのレースを制したから感心しきりだった。
さらに3枠がトップの5勝、1枠は3着が最先着順、8枠は2着が最先着順とのデータ通りとなったから不思議なものである。
来年はどうであろうか・・・。(夫)
(久々に的中のブログ予想)
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