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先日レンタルしていたDVD、やっと見る時間がとれた。
最新の西部劇が見られると安易な気持ちでレンタル。
ところが、どっこい、当方の若かりし頃、夢中になって見ていた“マカロニ・ウエスタン”を彷彿させる映画であった。
つい、先日もNHKBSで懐かしい“マカロニ・ウエスタン”「群盗荒野を裂く」を見たばかりである。
ジャンゴのテーマソングが流れた。
うーん、懐かしい。
フランコ・ネロが主演の「続・荒野の用心棒」が思い起こされる。
その理由も判明。
映画の中途にワンシーンだけ、続・荒野の用心棒のあのコスチュームのフランコ・ネロが出演。
続・荒野の用心棒の役名は、ジャンゴであった。
これには、驚いたネ。
このクエンティン・タランティーノ監督、なかなか、粋なことをやるね。
映画を見終えてから、いろいろと調べると、同監督のこの映画に込める思いも語られていた。
ただ、奴隷制度を扱った映画であるが、血糊がこれでもかというほど飛び散る場面が多すぎて、いささか食傷気味になることも・・・。
強烈なバイオレンスのため、評価も別れていたらしい。
それでもアカデミー賞の作品賞にノミネートされたとか。
脚本賞にクエンティン・タランティーノ。
助演男優賞にクリストフ・ヴァルツ。
ところで、主人公の奴隷ジャンゴ役のジェイミー・フォックス、厳しい撮影にも耐えてリアルに演じており、その点には感銘。
勿論、その妻ブルームヒルダ・ヴォン・シャフト役のケリー・ワシントンも同様、最後はハッピーエンドとなるも・・・二人の将来に苦難が待っているであろうと思わせる。
賞金稼ぎのキング・シュルツのクリストフ・ヴァルツ、渋い演技の役者さんであり、アカデミー賞の助演男優賞に納得。
それよりも、悪役のハマっていたカルヴィン・キャンディを演じたレオナルド・ディカプリオも・・・いいね。
驚いたのは、農園の領主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)に忠実な執事・スティーブンを演じていたサミュエル・L・ジャクソン。
どこに出ているのかと、最後まで分からなかった。
太った執事・スティーブンであったとは・・・。
見終って、ネットであらすじなどを確認してはじめて分かるも、昔のイメージと随分かけ離れており驚いた。
そのようなことを思いながら、娯楽作品と思いつつ見入った。
・・・が、奴隷制度の痛ましさに衝撃を受ける一篇である。(夫)
(出典:Yahoo!映画 抜粋)
[追 記]~あらすじ~
1858年、アメリカ南部。奴隷ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)は、賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)の手によって自由の身となる。やがて2人は協力し、次々とお尋ね者たちを取り押さえることに成功する。その後、奴隷市場で離れ離れとなってしまった妻を捜す目的のあったジャンゴは、農園の領主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)のところに妻がいることを突き止め……。
(出典:Yahoo!映画 抜粋)
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