アルノ川の左岸へ渡り、しばらく都心方向に戻って走っていると、何世紀のものかわかりませんが、城門と城壁が見えてきました。
有名な観光地ではないようですが、非常に趣があります。
このようなところがあるなんて、川の左岸、都心より南岸のふるい街並みは最高です。
人混みもなく、古い街並みに人々が生活していることに感動してしまいます。
城壁に沿ってしばらく走りましたが、あとで地図で確認すると、その先はローマ門に続いていたようです。
いったん戻り、再度川沿いを走り、都心方面からローマ門に向かいます。
一方通行の狭い通りに、車は多く通ります。
歩道は申し訳程度に造られているだけで、走りは快適さに欠けますが、なんとかローマ門にたどりつきました。
今回のランは、ここまでで、ホテルへ戻ります。
写真が、城門と城塞のようすです。
10月12日。
この日は、花と芸術の街フィレンツェで、旅ランです。
美味しい「イノシシのサラミ」を食べ過ぎて、お腹を壊してしまいました。
が、なんとか走ることはできそうです。
街中の人混みを避けて、まずアルノ川沿いの道路を走ります。
歩道もあり、自転車専用道路も整備され、走りやすい道でした。
都心からヴェッキオ橋へ走り、川に沿って下流側へしばらく気持ち良く走りました。
下流の方では、歩道もなくなりましたが、街の雰囲気は気持ちの良いものでした。
写真は、川でのんびり釣り糸をたれている人と川面に映った街並みが調和しているところです。
そして、裏口から要塞のサンジョルジョ門を見て、坂を下ります。
石畳の趣のある道を下っていくと、バルディーニ庭園があります。
ここの入場料込で10€でしたので、ついでの気持ちで入っていくと、・・・・・。
なんと、結婚式が行われていました。
そして、ベランダからみたフィレンツェの街並みは、まるで絵葉書でみたような景色です。
ドゥオーモと教会が本当にきれいに眼下にみえました。
そして、坂を下っていくサンジョルジョ坂は、これぞヨーロッパという雰囲気の坂でした。
空気がよどんだ街中の人波に疲れていた私たちは、この景色にすっかりまいってしまいました。
アルノ川の南岸の街は、結構散策する価値のある街でした。
写真が、バルディーニ庭園からみたフィレンツェの街並みです。
翌日は、中心部から離れて、アルノ川を越えた街並みの散策です。
ピッティ宮の裏にあるボーボリ庭園へ向かいました。
庭園にはいるために10€の入場券を購入しましたが、これは正解でした。
庭園も素晴らしかったのですが、隣接しているベルヴェデーレ要塞も、なかには入れませんでしたが、趣のある城壁を見て、感動しました。
写真は、ボーボリ庭園です。よく管理されている庭園で、10€は仕方がないと感じました。