ごったがえす八坂神社を出て、前回同様、神社前の小さな昔からの洋食屋さん『光陽亭』にてカツカレーを食す。
なんだかカレーライスが庶民の憧れの食べ物だった頃の、懐かしい味がする、ような気がする。U字型のカウンターの中央が厨房に続く感じや、カウンターの下部のタイル貼りの古ぼけたシックさや、庶民的だけど落ち着いた雰囲気が、いつ来ても私の気分にとても馴染む。閉店間際の、ごはんを食べるには中途半端な時間なので、ほぼお客は私たちだけ、みたいな貸切状態もくつろげる。
『光陽亭』を出て、四条通りから三条通りを目指す。H氏が『六曜社』にいかへん?と提案したのだ。昔から三条河原町通りあたりの賑やかな場所にある喫茶店なのだが、いまだに行った事がない。そういえば以前にも行こうとしたら定休日か何かだったりした。
京都はどんどん「昔のお店」がなくなっているので、果たしてあるのかどうかも危ぶまれるのだけれど、とりあえず行ってみようと意見がまとまる。八坂神社や祇園から離れるにつれ、お正月の落ち着いた静けさが漂っている。少し路地を入れば、こんなお店もある。↓発見者H氏
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東山まで歩き、左折して三条大橋を渡る。鴨川の真ん中では大きなゴイサギが孤独に哲学していた。頭上ではゆりかもめの大群が虫柱のように群れ飛んでいたので、H氏は「お願いやし、あの高さからの落下物はやめてね。9.8の重力加速度がかかったら、えらいことになるしな」と祈っていた。
三条も、お正月に限った事ではないが、ひとひとひとだ。河原町三条を道を渡らず左折したら、すぐに『六曜社』なのだが・・・またしても「おやすみ」で鉄格子状のシャッターが閉められていた。がっくりだったが、近くに知っている行きたい喫茶店もなく、四条木屋町近くの『築地』まで歩く元気も時間もないので、三条京阪まで戻り、山科まで京阪電車で帰る事にする。
Kちゃんのリクエストで京都で『ミスタードーナッツ』の福袋を買う、という指令が出ていたので、途中お店を発見し立寄る。福袋のメインである(値段に関係なく)ドーナツ10個の引換券を現物と交換すべく、行列について10個のドーナツをチョイスし、千円の福袋価格を遥かに!?上回るドーナツたちを購入する。福袋には薄い膝鰍ッやストラップも入っているので、あまりのお得感に幸福を感じる。
ということで、まずまずの元旦を夫婦水入らずで過ごしたのでした。京都のメインストリートは雑踏だったけれど、電車は思いのほか空いていて、らくらく座席を確保できたので、ありがたいことに往復爆睡可能だった。
お正月三が日の家に居る間は、いわゆる『長男の嫁状態』なので、なかなか忙しかったのだが、今夜から本当のオフ。久しぶりに、居間が広く感じる。あさってから二日連続仕事になるので、またもや「晩ご飯作り置き問題」で悩む日々がスタートするが、やはり「10人分のご飯問題」で悩むよりは、はるかに楽勝と知る。
なんだかカレーライスが庶民の憧れの食べ物だった頃の、懐かしい味がする、ような気がする。U字型のカウンターの中央が厨房に続く感じや、カウンターの下部のタイル貼りの古ぼけたシックさや、庶民的だけど落ち着いた雰囲気が、いつ来ても私の気分にとても馴染む。閉店間際の、ごはんを食べるには中途半端な時間なので、ほぼお客は私たちだけ、みたいな貸切状態もくつろげる。
『光陽亭』を出て、四条通りから三条通りを目指す。H氏が『六曜社』にいかへん?と提案したのだ。昔から三条河原町通りあたりの賑やかな場所にある喫茶店なのだが、いまだに行った事がない。そういえば以前にも行こうとしたら定休日か何かだったりした。
京都はどんどん「昔のお店」がなくなっているので、果たしてあるのかどうかも危ぶまれるのだけれど、とりあえず行ってみようと意見がまとまる。八坂神社や祇園から離れるにつれ、お正月の落ち着いた静けさが漂っている。少し路地を入れば、こんなお店もある。↓発見者H氏
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東山まで歩き、左折して三条大橋を渡る。鴨川の真ん中では大きなゴイサギが孤独に哲学していた。頭上ではゆりかもめの大群が虫柱のように群れ飛んでいたので、H氏は「お願いやし、あの高さからの落下物はやめてね。9.8の重力加速度がかかったら、えらいことになるしな」と祈っていた。
三条も、お正月に限った事ではないが、ひとひとひとだ。河原町三条を道を渡らず左折したら、すぐに『六曜社』なのだが・・・またしても「おやすみ」で鉄格子状のシャッターが閉められていた。がっくりだったが、近くに知っている行きたい喫茶店もなく、四条木屋町近くの『築地』まで歩く元気も時間もないので、三条京阪まで戻り、山科まで京阪電車で帰る事にする。
Kちゃんのリクエストで京都で『ミスタードーナッツ』の福袋を買う、という指令が出ていたので、途中お店を発見し立寄る。福袋のメインである(値段に関係なく)ドーナツ10個の引換券を現物と交換すべく、行列について10個のドーナツをチョイスし、千円の福袋価格を遥かに!?上回るドーナツたちを購入する。福袋には薄い膝鰍ッやストラップも入っているので、あまりのお得感に幸福を感じる。
ということで、まずまずの元旦を夫婦水入らずで過ごしたのでした。京都のメインストリートは雑踏だったけれど、電車は思いのほか空いていて、らくらく座席を確保できたので、ありがたいことに往復爆睡可能だった。
お正月三が日の家に居る間は、いわゆる『長男の嫁状態』なので、なかなか忙しかったのだが、今夜から本当のオフ。久しぶりに、居間が広く感じる。あさってから二日連続仕事になるので、またもや「晩ご飯作り置き問題」で悩む日々がスタートするが、やはり「10人分のご飯問題」で悩むよりは、はるかに楽勝と知る。