紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

これ、事件です!

2009-05-27 16:21:00 | 読書
 今日は9時半までに家事をがががーっと終えて、10時から読書会に。一挙に人数が激減したので、改まった「会」というかんじでなく、なかよしグループおしゃべり会みたいで(笑) 

 喫茶店のワンテーブルでOK、みたいな。5人+お子様二名。でも、それはそれなりにわりとよくて、フランクだったんだけど。へんに緊張感ないし。おしゃべり時間もたっぷりだし、どんどん脱線も可(笑)

 午後からは3日分の未読の新聞に目を通す。そしたら読み捨てならない(笑)大事件が発生していた。いや、角川の広告欄だけどさ。

 つい先日マツケンの『人間失格』の表紙がなかなかよいぞ、と言ったばかりなのに、同じ角川文庫で、もっとぶっとびのカバーがリニューアルされてしまったのだ!! 
 新聞広告にあるなら、ネットにもアップしてあるはず! これ、原色カラーで拡大して見なければ、と検索をかけると、落涙ものの頁が出現。

太宰治生誕100周年フェアなのである。

 そして今回の表紙は梅佳代!!! これ、反則すぎる~!!! というか、すばらしすぎる~~!!! ぜひとも上記リンクにてご覧ください、買わない訳にはいかんやろ~、これ。すべて、はずれなし! 梅佳代パワー炸裂で、しかも太宰治にちゃんとフィットしている。これぞコラボ。

 そしてこの頁では、今回の企画の立役者、写真家/梅佳代×ブックデザイナー/祖父江慎の対談付き。これがまた、わりかし面白いんですわ! 

 『走れメロス』とか『人間失格』とか『ヴィヨンの妻』とか、必笑~!
思わず「がんばれ! 走れ、走れ!メロス!」と応援したくなり、「おまえらホンマに人間失格や~」と突っ込みたくなり、「ヴィヨンて・・・!?」と絶句(笑)  
 『晩年』や『愛と苦悩の手紙』も大好き(あくまでカバーが)! 梅佳代ファンは、揃えて買わなくちゃね。あ、太宰ファンもね。

 うう~む、講談社(「モーニングツー」の付録の件)といい、角川書店といい、出版界には、どんだけ策士が多いんやろ。わたし、負けましたase2