Kちゃんは定期テストが間近なため、当然ながら部活がなく、土日は家で勉強の予定だったが、午後より塾にいくことにしたらしい。
塾の日ではないが、先生が教室に待機してくださっているというのだ。自主登園で、わからないところは教えていただいたりできるという。彼女はノーマルクラスだが、スーパー賢い難関高校受験クラスの友達に負けたくない一心で、今回はいつもに増して向学心に燃えているのだ。
今日は仕事帰りの私と、途中駅で合流して帰宅する事になった。途中で展開されるKちゃんの話。
「とくに数学の先生って、自分が賢いから教えるのが下手なんやな、きっと。生徒がどうしてわからへんのかとか、どこがわからへんのかが、(自分はすべて理解できるので)わからへんのやわ。かえってとことんまでは賢くない先生の方が、教えるのはうまいのかもしれへん」
「でも(英語担当の)P先生は賢いけど、180度通り越して一周してカシコイから、教えるのうまいねんやろな。あのひとは、普通の人とは違うから」
たしかに、マスクが売ってないからと包帯を巻いてマスクの代用にするって、普通の人は思いつかない(笑) でも愛すべき熱血先生ではあるよね。
彼女は横暴で理不尽なことを言ったり、権力を傘に着たり、無意味に自慢したりするオトナには、敏感に反応して鮮やかに反旗を魔オてしまうので、一部のオトナからは目の敵にされてしまうが、幸い塾では先生に恵まれ、なごやかムードで過ごしているらしい。
そんな彼女が意気投合したのは、彼女の呼ぶところの「アオイちゃん」である。今日も気の合う会話を楽しんで来たらしい。
アオイちゃんといっても、女性ではない。しかもいい歳(30代か、もしくはアラフォー)の男性だ。小一の頃より、Kちゃんの精神年齢は異様に高いので、同年代よりむしろ、会話をするには丁度いい年齢なのかも。
そして中学生女子に名前を「ちゃん付け」にして呼ばれているアオイちゃんの正体。それは塾の校長先生なのだった。やっぱり大物かも、Kちゃん(汗)
塾の日ではないが、先生が教室に待機してくださっているというのだ。自主登園で、わからないところは教えていただいたりできるという。彼女はノーマルクラスだが、スーパー賢い難関高校受験クラスの友達に負けたくない一心で、今回はいつもに増して向学心に燃えているのだ。
今日は仕事帰りの私と、途中駅で合流して帰宅する事になった。途中で展開されるKちゃんの話。
「とくに数学の先生って、自分が賢いから教えるのが下手なんやな、きっと。生徒がどうしてわからへんのかとか、どこがわからへんのかが、(自分はすべて理解できるので)わからへんのやわ。かえってとことんまでは賢くない先生の方が、教えるのはうまいのかもしれへん」
「でも(英語担当の)P先生は賢いけど、180度通り越して一周してカシコイから、教えるのうまいねんやろな。あのひとは、普通の人とは違うから」
たしかに、マスクが売ってないからと包帯を巻いてマスクの代用にするって、普通の人は思いつかない(笑) でも愛すべき熱血先生ではあるよね。
彼女は横暴で理不尽なことを言ったり、権力を傘に着たり、無意味に自慢したりするオトナには、敏感に反応して鮮やかに反旗を魔オてしまうので、一部のオトナからは目の敵にされてしまうが、幸い塾では先生に恵まれ、なごやかムードで過ごしているらしい。
そんな彼女が意気投合したのは、彼女の呼ぶところの「アオイちゃん」である。今日も気の合う会話を楽しんで来たらしい。
アオイちゃんといっても、女性ではない。しかもいい歳(30代か、もしくはアラフォー)の男性だ。小一の頃より、Kちゃんの精神年齢は異様に高いので、同年代よりむしろ、会話をするには丁度いい年齢なのかも。
そして中学生女子に名前を「ちゃん付け」にして呼ばれているアオイちゃんの正体。それは塾の校長先生なのだった。やっぱり大物かも、Kちゃん(汗)