あ~らふしぎ

綴ることが私の元気になっています

夏が来ると思い出す

2012-08-01 17:35:44 | 出来事
今、夏が真っ盛りであちこちで花火の催しが盛んになって来ています。
私の子供のころの花火は、夕ご飯が済んでから磐梯山の手前の田んぼの川の付近に上がります。
家族総出で縁側に座って見ます。父、母、兄二人、妹、そしてばあや。
縁側に家の畑で採れたスイカを食べながら、「もう、そろそろ花火が上がるぞ~。」と。
今の時代のように田舎の花火は、バンバン上がりません!
ひとつ、「バ~ン」と上がると暫くは上がりません!
でも上がった時には、「うわぁ、綺麗だなぁ」と。田舎の広い大空に上がる花火は、派手さはないけれど綺麗でした。
今のように、空気は淀んでいないし、広い真っ暗な夜空に大きな?花火がド~ンと一発上がります。
いろいろな色も使われていませんが、あれはあれでとても綺麗でした。

次の花火を待っている時間が家族の団らんになっていましたね。
父との思い出が今もよみがえってきます。
今でも父の声は覚えています。懐かしいし、また聞いてみたい!幽霊でも良いから出てきてほしいなぁ~。

普段、家族でのんびり出来る時間は限られていました。(仕事、仕事に追われていた毎日でした)

花火が終わると今度は、子供たちで蛍を見にすぐ近くの川へ行きます。
これも楽しいひと時でしたね。空気が澄んでいるので、蛍の光も綺麗でしたね。
今、蛍で思い出しましたけれど、昔は寝るときに蚊帳を吊っていました。
そしてその中に取ってきた蛍を放すのです。
そうすると暗闇がポット明るくなり、暗闇が怖くなくなってきます。
これも夏の楽しみの一つでした。

私にとって花火は、小さい頃の思い出を掘り起こしてくれます。(良い時代でした)

コメント
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