寒のゆるみ

大寒から１週間、このところの数日間は
太陽が顔を出し気温もやや高くなりました。
したがって凍って動かなかったチームの
ガラス温室の扉もなんとか開くようになりました。
中にはヒーターを入れた水耕装置があるので
水がなくなっては危険です。
さっそくチェックしましたが
危険な状態ではありません。
しかしいつまた気温が下がるかもしれないので
蒸発した分の水を追加して次の寒さ対策を行いました。
県南地方は２月に湿った重い雪が降ります。
まだまだ安心できません！

３年連続２１本まで残るは１本！

イチローの安打記録ではありません。
名農のコンクールの入賞記録です。
名農ではコンクールなどで入賞すると掲示板に張り出しますが
面白いことに毎年、ちょうど３月下旬に
この黒板いっぱい、つまり２１本の記録が並びます。
今年は他の研究班も頑張ったこともあり
まだ１月なのにすでに残り１本まで迫っています。
しかし苦しいのはこの１本を埋めること。
コンクールはほぼ終わっており、そう簡単には増えません。
３月は毎年、学会シーズンです！
チームの２年生にも農学系の大学に進学したい人がいるので
知識とコミュニケーション能力を育てるためにも
ぜひポスター発表に参加させたいと考えています。
今までのチームの経験から考えても
ポスター発表が最も名農生の力を伸ばすことができる
学習法であるのは間違いない事実。
年に何度もない発表機会なのでチーム以外で来年、
農学系進学を希望者している数名に声をかけみたところ
ぜひ参加したいとみんな目をキラキラして即答しました。
大人しい名農生ですが、心の中では密かにチームのように
みんな挑戦したいという気持ちがあるようです。
アグリサイエンスやチャレンジで子供たちの科学や自然を愛する心を
育てていますが、今度はそんな名農生たちを導くのも
チームの新たな指命かもしれません。