花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

外向け外

2023年08月17日 | 研究
ここは馴化温室。
一番奥のスパンで栽培されているナガイモ です。
それにしてもよくこんなに暑い中で育っているものだと感心します。
ナガイモは一般的に低温性作物といわれて、
栽培適温は20〜25℃。高温限界は30℃といわれています。
今年の夏は毎日が30℃オーバー。
温室だろうが屋外だろうがどこにいたって苦しかったはずです。
とはいってもナガイモの所属するヤマノイモ科は
熱帯地域での栽培に適したものが多く、
もしかしたらナガイモだって耐える力をもっているかもしれません。
果たしてそんな力があるのでしょうか。
どんな大きさのどんな形のナガイモができたのか
主任研究員の調査できっとわかるはずです。
さて面白いことを発見しました。ネットに絡み付いた蔓についている葉が、
いつのまにかみんな窓側を向いているのです。
暑い中でも、ちゃんと光を求めているんですね。
さてアメダスによると、この地域の平均気温は6月中旬までは
高くても16℃前後ですが、6月下旬から一気に19℃以上になります。
そして9月中旬を過ぎるとまた15℃前後に急降下。
秋祭りが終わると急に涼しくなるというのは本当です。
良いナガイモを収穫できる条件は昼夜の寒暖差。
来週月曜日から2学期。ナガイモが肥大を始める秋はもうすぐです。
コメント    この記事についてブログを書く
« ご褒美にびっくり | トップ | お家へ帰ろう »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

研究」カテゴリの最新記事