
青森県南部地方にはたくさんの郷土料理があります。
大きく神様に供える「ハレ」と日常食である「ケ」とに分類されますが
基本としてその違いは米を使っているかどうか。
かつて冷害が多発していた県南地方ではお米が採れなかったため
貴重なお米は、神様に供えるためだけに使っていたからです。
さてここにあるのは「きんかもち」とか「かますもち」と呼ばれるもの。
これはハレでしょうか、それともケでしょうか。
ヒントはこの白いおもちの皮。材料はなんと小麦粉です。
皮の中には黒糖が入ったクルミ味噌やジュネ味噌が
ほんのちょっぴりだけ入っています。
したがって断面はとんでもなく太いうどん。
つまりこのもちは、晴れ食ではなく日常食のケです。
小麦粉ですから、冷めると固くなって美味しくありませんが
茹でたては最高に美味しく驚きます。
腹持ちがいいことから野良仕事の合間に食べられました。
県南地域では道の駅などで今も購入できますが、自宅でも簡単に作れます。
昔はよく生徒たちと作っては郷土料理の伝承に勤めたものです。
作り方を紹介したサイトもあるはずなので、ぜひ挑戦してみてください。
大きく神様に供える「ハレ」と日常食である「ケ」とに分類されますが
基本としてその違いは米を使っているかどうか。
かつて冷害が多発していた県南地方ではお米が採れなかったため
貴重なお米は、神様に供えるためだけに使っていたからです。
さてここにあるのは「きんかもち」とか「かますもち」と呼ばれるもの。
これはハレでしょうか、それともケでしょうか。
ヒントはこの白いおもちの皮。材料はなんと小麦粉です。
皮の中には黒糖が入ったクルミ味噌やジュネ味噌が
ほんのちょっぴりだけ入っています。
したがって断面はとんでもなく太いうどん。
つまりこのもちは、晴れ食ではなく日常食のケです。
小麦粉ですから、冷めると固くなって美味しくありませんが
茹でたては最高に美味しく驚きます。
腹持ちがいいことから野良仕事の合間に食べられました。
県南地域では道の駅などで今も購入できますが、自宅でも簡単に作れます。
昔はよく生徒たちと作っては郷土料理の伝承に勤めたものです。
作り方を紹介したサイトもあるはずなので、ぜひ挑戦してみてください。
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