花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ど根性カボチャ

2010年10月24日 | 学校
よく舗装された道の隙間から生えてくる野菜があります。
ど根性ダイコンとかいって話題になりますが
このカボチャもある意味、根性のはいっている姿です。
フェンスにからまったつるに実がついたと思うのですが
大きくなるにしたがってくいこんでしまいました!
もうはずすことはできません。
このカボチャは「そうめんカボチャ」。
切って20分ほど茹でると、果肉が素麺のように
細長くはがれてきます。それを水で洗って
ドレッシングで食べる珍しいサラダカボチャです。
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ノックアウト

2010年10月23日 | 学校
教材になっているバラです。
四季咲き性なので、こんなに寒くなった今でも
きれいな赤い花をつけています。
品種の名前は「ノックアウト」。
美しい花に似合わない名前が付いています。
湿度の高い日本でバラを育てるとヨーロッパと違い
病気が発生しやすくなります。ところがこのバラはしばらく前ですが
病気になりにくいという画期的な特徴を持って話題のデビューを果たしました。
確かに一度も農薬を散布したことがありません!
色も薄いピンクなど数種類あります。
ものぐさにはうれしい形質を持った品種です。
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大豆畑

2010年10月22日 | 学校
1年生が栽培している畑です。
なんだがみんな茶色になって枯れています。
でもよく見るとさやがついています!
これはダイズ(大豆)です。
エダマメの収穫が遅れてしまったのではなく
最初からダイズとして利用しようと栽培しているのだそうです。
収穫したらみんなで豆腐を作る計画らしく楽しそうです。

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黒ニンジン

2010年10月21日 | 学校
生活科学科の生徒が栽培しているニンジンです。
でも少し色が黒いと思いませんか?
これは外国から持ち込んだ黒ニンジンです。
アントシアニンが豊富で健康に良いとのことで
これを選んで栽培したようです。
残念ながら味についてはまだわかりません。
畑に残ったのは二十日大根、ホウレンソウ、コカブ、チンゲンサイなど
まださまざまあります。最低気温はとうとう10℃を切りました。
はたして収穫できる大きさまで育つのでしょうか?
もうすぐ霜も降りるころになりました。
このところ白鳥が鳴きながら編隊を組んで南下しています!
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サラダバー

2010年10月20日 | 学校
チーム・フローラ・フォトニクスでは主に草花の研究と生産をしています。
しかし今年度の花壇苗の時期ももう終わりです。
今は昨年の予備実験で面白い結果がでたクリスマスローズの再実験中です。
しかし拠点としているガラス温室にはたくさんのスペースが残っています。
そこで2年生が人気のレタス栽培を行っています。
草花生産と同じシステムでできるのがポイントでわずか1ヶ月で収穫となります。
光を変えることでレタスの機能性や味は変化します。
そこで品種や栽培法を変えてお客様に好きなレタスを選んでもらおうと
計画しています。題して「花工房のサラダバー」!
野菜がまだまだ高いので喜んでくれたら嬉しいです。
すでに販売可能ですがお披露目は今月末の名農祭の予定です!
植物は紫外線などから身を守るためにポリフェノールを合成します。
このチームは食用菊とレタスのポリフェノールを増加させる研究で学会発表しています。
南極北極科学コンテストではこの研究から生じた疑問「極地の植物は
どのように紫外線から身を守っているか」を提案し、特別賞を受賞しました。
彼女らはひとつの研究が次々と広がっていく醍醐味を楽しんでいるようです!
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