
以前「これ、私の宝物なの」と師匠が一本のカセットテープを貸してくれた。それには師匠と池田哲也さん、そして池田さんの父上が三人で唄遊びをしている様子が録音されていた。
池田さんは相変わらずハリのある唄声と絶妙なシャミを聴かせてくれていたが、驚かされたのは池田さんの父上。この時既に八十才を過ぎていたそうだが「※マギららんど、マギららんど」と言いながら素晴らしいグインたっぷりの唄を聴かせてくれる。
※マギららんど:曲げられない、という意味。奄美では上手い節回しを「曲げ」という。
「朝花節」「俊良主節」「黒だんど節」とCD発売してもおかしくないくらいの内容で唄遊びは続き、圧巻は「野茶坊節」。これはホントに絶品。これほどまでに実力のあるヒギャ節のベテラン3人が唄い回す「野茶坊節」などなかなか聴けたものではない。
しばらく存在を忘れていたのだが、ひょんな事からダビングしたMDが出てきたので最近は電車の中でこればかり聴いている。
いつかは私もこの池田さんの父上のように唄えるようになりたい。
四十年後はそうなっているかな....?
池田さんは相変わらずハリのある唄声と絶妙なシャミを聴かせてくれていたが、驚かされたのは池田さんの父上。この時既に八十才を過ぎていたそうだが「※マギららんど、マギららんど」と言いながら素晴らしいグインたっぷりの唄を聴かせてくれる。
※マギららんど:曲げられない、という意味。奄美では上手い節回しを「曲げ」という。
「朝花節」「俊良主節」「黒だんど節」とCD発売してもおかしくないくらいの内容で唄遊びは続き、圧巻は「野茶坊節」。これはホントに絶品。これほどまでに実力のあるヒギャ節のベテラン3人が唄い回す「野茶坊節」などなかなか聴けたものではない。
しばらく存在を忘れていたのだが、ひょんな事からダビングしたMDが出てきたので最近は電車の中でこればかり聴いている。
いつかは私もこの池田さんの父上のように唄えるようになりたい。
四十年後はそうなっているかな....?
私は電車の中では、「勝島徳郎傑作集」かRIKKIの「むちゃ加那」をよく聞きます。
そうですね、早速CD-Rに焼いておきます。