ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

ほこらしゃ初上陸

2006年08月26日 | 奄美シマ唄/三味線
昨夜はK氏に誘われて中野の奄美料理店『ほこらしゃ』に初めて行った。
カウンターのみで12名も入れば満席となってしまう小さなお店だが、美人ママと腕自慢のマスターが切り盛りしていて、入れ替わり立ち替わりお客さんが顔を出す人気店である。

我々が店に着くと松ちゃんは二日後に民謡コンクールを控えた10才の女の子の稽古をするとスタンバっていた。遅れて登場したこの女の子の唄声がスゴくてビックリ。前回は八十数名中5位になったとか。本物だ。すげぇなぁ....

「好きな唄は“塩道長浜~”」と好みは渋いが唄う時はカルピスウォーターを飲みながらというギャップも笑える。コンクール用の高いキーより少し落とし気味の低いキーで楽に唄う朝花節などは将来大物になりそうな予感が漂っていた。

女の子ご一行が帰った後はマスターのウクレレとギターを借りて唄遊び。クラプトンやら70年代フォークソングやらが飛び出し常連さんも巻き込んでの歌声喫茶状態。ん?ここは結ま~るだったか?と錯覚に陥ってしまうほどのノリ。ママが朝崎節を真似て唄う『ありがとサンキュ~』も最高だった。

そして夜も更けてから松ちゃんの三味線による唄遊びで更に楽しんだ。
あぁ、楽しかった。

あまりに楽しくて終電を逃してしまったが。

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