ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

朝リハ

2006年04月21日 | 奄美シマ唄/三味線
昨日は奈良氏と共に朝のうちに師匠の自宅へ行き、リハーサルをしてきた。今夜のotonamiライヴに備えてのリハである。まぁ、リハといっても曲順を決めることが中心で他はほとんどユンタクに終始してたのだが。楽器をケースから出すこともなく(笑)、久々に師匠とゆっくり雑談を交わし楽しいひとときを過ごしてきた。

ところが昼過ぎになっていざ退散しようという時、あまりにも窓の外がやかましいので目をやると信じられないほど横殴りの雨と風。雨が降り出したのは知っていたがまさかこれほどひどいとは....。この中を歩いたら人間はもちろん楽器などひとたまりもない。

奈良氏と顔を見合わせ「どうしよう」と悩んでいると、ちょうどそこへ外出先から帰宅した師匠のご主人が「今は出ない方がいいよ。もう少し時間をつぶして行きなさいよ」と言って我々二人にカッパの用意や「濡れたら大変」と二人の楽器をビニール袋で包む作業までして下さった。
さらに「少し時間をつぶしていくなら、お餅を焼くから食べて行きなさい。」と師匠のお言葉。もちろんご厚意に甘えるマブリの二人。

砂糖醤油が絶妙に美味い磯辺焼きを食べながら奈良氏に「もしかして雨男?」と聞くと「何を言うんですか僕はメチャクチャ晴れ男ですよ」と返ってきた。おかしいな、私も晴れ男なのに....。

すると奈良氏の横に座りお茶を飲んでいた師匠のご主人に「こんなに天気が荒れるなんて二人は相当日頃の行いが悪いんだな」と言われてしまい、二人とも返す言葉を失ってしまった。(笑)

そんなこんなで30分ほど男三人でユンタクしていると雲が切れ、空から太陽が現れて先ほどまでの嵐が嘘のように止んでいるではないか。さぁ今がチャンス。晴れているうちに帰ろうと二人で師匠宅を出た。

そして奈良氏が私に一言。「ほら、(自分は)晴れ男でしょ。」

....え~?こういう場合もそう言うのかねぇ?


※画像は師匠がビニール袋で包んでくれた三味線ケース。こういう時の師匠はお母さんのようである。

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2 コメント

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雨が横から‥ (コータク)
2006-04-23 01:10:03
あの日の雨風はすごかったですね。

ちょうど仕事の都合で隣のビルに移動していたときに雨が降り出したので走りましたよ。



14階までエレベーダーで上がったら窓に横から雨がぶつかってきてました。

もう少し遅かったらパンツまでびしょぬれになってました(笑)



しばらくしたら雨もやんで太陽が出てきたのには驚きましたね。
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そうそう (管理人)
2006-04-23 11:25:47
無理に嵐の中、出ないで良かった
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