ムンカミ日記byコオル兄ィⅢ

ムンカミ(=物噛み)とは奄美地方の古い方言で「物を噛む」=「食べる」という所から転じて「生活」という意味を持つ。

ティーガ(胴巻き)交換

2010年09月25日 | 奄美シマ唄/三味線
「ティーガ」といってもパナソニックのブルーレイ・レコーダーではない。

三味線の胴巻きの事だ。

いつも使っている三味線のティーガがいい加減くたびれてきたので
交換してみた。

新しいティーガはネットで探して沖縄の三線店から通販で購入。

 ※「ティーガ」で検索してるのに何度も
  DIGAが引っかかってきた。どういう事?


赤の春慶塗りを施した棹に合うよう、赤と蛇皮のコンビに決めた。

まずは弦を緩め、糸掛けを棹から外す。
すると胴から棹は簡単に抜ける。

棹から外して胴を改めて見ると手書きで
「1994.5.21」と書いてあった。

何にでも日付を書く祖父らしい。
思わずニヤけてしまった。

それにしてもこのティーガ、随分汚れてしまったものだ。
頻繁に使う割には洗濯できるものでもないから汚くなって
当然といえば当然だが。

さて、新しい方のティーガを胴に取り付ける作業だが、これが
結構面倒くさい。

紐の掛け方がいろいろあるのだが、手慣れてないワシは
手こずった。

でもまぁなんとか、所要時間20分位で取り付け完了。


今回はティーガの交換なので、三味線の音には何も関係ない。

しかし、面白いもので新しいティーガを付けると試し弾きをしたくなる。


何れにしても新しいティーガはおろしたてのTシャツのように清々しい。


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