シマ唄の人気曲に『かんつめ節』という唄がある。昔々“かんつめ”という名の美人で唄の巧い娘がいたそうだ。ところがこのかんつめ、19才の時に家が貧しいためある豪農に売られた。
昔の奄美ではヤンチュという奴隷制度があり、牛馬並みにコキ使われたという。
美人が故、主人の奥方どころかヤンチュ仲間にまで妬まれ、非道いイジメも受けたという。唄の巧い青年との深夜の逢瀬がバレた事も余計にイジメられる原因となったようだ。
結局、イジメや嫉妬、ここでは書けないようなせっかんに耐えられなくなり自害してしまうのだが、この『かんつめ節』で唄われる歌詞はもの凄く悲惨なものが多い。
「かんつめのような生まれをするな、塩なめて水飲んで旅立った」とか、
「こんなに愛しい縁を結んでも暮らせない時は、あの世で暮らそうか」とか、
「昨夜まで唄遊びをしてたかんつめさん、翌日にはあの世へ袖振って行ってしまった」とか。
もっとひどいものになると「三合瓶のように首をつって下がっていた」と自害の状況まで唄うところもある。
このかんつめにまつわる悲惨な話は何と幕末にあった実話だという。
美人は唄になりやすいのか。
だが、何故かこの唄は人気。
この曲を唄う人は多い。
私もその一人だが。
因みに『かんつめ』と書いているが実際は『かんてぃむぃ』みたいな発音だったようだ。難しくて正しく発音できない。
昔の奄美ではヤンチュという奴隷制度があり、牛馬並みにコキ使われたという。
美人が故、主人の奥方どころかヤンチュ仲間にまで妬まれ、非道いイジメも受けたという。唄の巧い青年との深夜の逢瀬がバレた事も余計にイジメられる原因となったようだ。
結局、イジメや嫉妬、ここでは書けないようなせっかんに耐えられなくなり自害してしまうのだが、この『かんつめ節』で唄われる歌詞はもの凄く悲惨なものが多い。
「かんつめのような生まれをするな、塩なめて水飲んで旅立った」とか、
「こんなに愛しい縁を結んでも暮らせない時は、あの世で暮らそうか」とか、
「昨夜まで唄遊びをしてたかんつめさん、翌日にはあの世へ袖振って行ってしまった」とか。
もっとひどいものになると「三合瓶のように首をつって下がっていた」と自害の状況まで唄うところもある。
このかんつめにまつわる悲惨な話は何と幕末にあった実話だという。
美人は唄になりやすいのか。
だが、何故かこの唄は人気。
この曲を唄う人は多い。
私もその一人だが。
因みに『かんつめ』と書いているが実際は『かんてぃむぃ』みたいな発音だったようだ。難しくて正しく発音できない。
クレジットされてたような・・・
クレジットされてたような…
間違えてたらスミマセン)
この曲は、いつか唄えるようになりたいと、いろんな方のバージョンを聴いています。
物悲しいんだけど、
声がぐぅーんと高く上がるところは厳かで…
コォル兄ぃの『かんつめ』が聴きたいです!
さすがはシマ唄マニア。
おっしゃる通り、武下和平さんのCDでは「かんてぃむぃ」とクレジットされています。
“てぃ”は英語の“tea”と似ているので簡単ですが、“むぃ”の発音が難しいのです。“む”の口をして“ぃ”と言う...とでも言いましょうか、とにかく難しいんです。
MUSICAさん>
そうですね、声がぐぅぅんと上がる所が良いですね。
発音だけでなくメロディも難しい唄です。