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ちょっとづつIncscapeの使い方にも慣れてきた。
前回の(※1)よりもまだ多少見れるようになった気がする。
今回は今期やってる11eyesってアニメの色調をマネして描いてみた。
色調をマネしただけでキャラは似せて描こうとはしていない。
この11eyes、もともとはどこぞのエロゲである。
最近はアニメの原作がエロゲでも何の違和感も無くなってきたよなぁ…。
というか、慣れきってしまって
「むむ! このタッチから推測するに原作はエロゲ臭い!」
とニオイで分かるまでに至ってしまった。
またイヤな特殊技能が身についてしまったもんだ。orz…
まあそれはおいといて。
それとは別に、最近のハリウッド映画は日本のアニメが原作の作品がどんどん増えてきている。
そしてその日本のアニメはというと、原作はどんどんエロゲ化。
ではエロゲ業界はといえば、参入障壁の低さや違法コピーの横行で衰退の一途。
では、もともとアニメの原作として御用達だったマンガのほうといえば、アニメ業界はスルーしてドラマ化のほうへ向いている。
そして実写のドラマはどいつもこいつもそろいもそろって全く面白くも何ともない。
遥かなるいにしえの時代、PC-9801とそのエロゲ達が全盛期だったころ。
その頃から既に、エロシーンが無くても十分面白い実力派のソフトであっても、エロゲでなければ流通網にのらず売れもしないという、ある種の自己矛盾に陥っていた。
エロゲだからといって必ずしもエロシーンだけが売りのゲームばかりではないことも昔からよく知っている。
だから原作エロゲ化そのものは特に否定はしない。
しかし20年の後、昨今のようにハリウッドが大金積んで買いに来るような、外貨稼ぎとして通用するような、そんなアニメが今どれだけあるのだろうか。
そう思うと少し寂しい気もしてくる。
わたしは11eyesも単なるねえちゃんが可愛らしいだけのベタなアニメも大好きだ。
だが、そうは言ってもアニメはアニオタのためだけになってしまってもビジネス上だいじょうぶなんだろうかと、ふと心配になる今日この頃であった。
最後の1人になる覚悟で我々が業界を買い支えるしか生き残る道はないのか・・・?
【※1 前回の】
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http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20091102