教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

GONZOの小銭稼ぎ

2009-11-23 00:00:40 | オタネタ全般
最近のGONZOは小銭稼ぎに奔走しているように見える。



実在するお寺の萌えキャラを立案したとか。
それのライセンシーを募集しているとか。
過去作品のBlu-ray BOXをガンガン出しているとか。
他者のアニメで自社作品のパロディーを許しているとか。
売れそうにないDVDの単品販売はやめにしてBOXだけにしたとか。



上の3つはmura氏のblog(※1)に詳しい。

パロディーの件は、「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録」第04話「創作する生徒会」にて、ストライクウィッチーズの某シーンそのまんまで
「なんじゃこのパロディーは! こんなのが許されるとはすげー!」
と大笑いしたところ、スタッフロールにGONZOが出てきてた。
きっと製作元がGONZOにカネ払ってパロディーを作る権利を買ったのだろう。

DVDの件は、シャングリ・ラの2クール目の単品商品が無くなって、それ全部セットのBOXだけになった事による。
まあこれは小銭稼ぎには関係ないかも。



これらはもちろん悪いことではない。
というか、むしろ積極的にやるべきだろう。

こういう本業の能力を横流ししてちょちょいとできる小銭稼ぎというのもなかなか面白い。
大して儲かりはしないのも明白だが。



ふつうの会社はこういうことはまずやらない。
ふつうは人手はいつでもどこでも足りないからだ。
ふつうはそういう本業以外のことにかまっているヒマはない。
また、いらんことして本業に悪影響(風評被害に合うとか、トラブル対応で人手を取られまくるとか、etc…)が出ることを恐れるあまり、重要性の低そうなことで変なことをしたがらない。
だからこそ目の前に転がっている小さなビジネスチャンスを失うことも良くある。

今はGONZOにとって新しいビジネスモデルを作れるチャンスになっているかもしれない。
これは今から何か新しいことを始めるってぇのじゃなくて、今ある人的資産やソフト資産を誰も思ってもみない方法で有効活用する方法があり得るかもしれないという意味において。

今この瞬間だけ見ていると、潰れる寸前の会社が悪あがきで変なことをし始めたという風な感じではなく、もっとアグレッシブにやっているような感じがする。
ファンとしても株主としてもちょっと嬉しい今日この頃だ。
新作アニメが出ないのは残念なかぎりだが。



【※1】
個人就活ブログ ...
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