かつて子供の頃に自分が好きだった技は何だろうか。
・・・すでに憶えていない。
しかし、子供の頃の自分が好きそうな技はリストアップできる。
それを3つほど挙げてみようか。
① Bダッシュ
② [戦う]- [戦う]- [戦う]- [道具]- [賢者の石]
③ ↑↑↓↓←→←→BA
①のBダッシュはファミコン至上最も有名な技かもしれん。
スーパーマリオでBボタンを押すと足が速くなるというアレ。
実際のところ普段が「歩く」でB押しで「走る」になるだけだとは思うが、子供心にはBボタンを押しただけで足が速くなるという特別な事のように思えた。
その頃の子供たちは、ホンキで走ることを
「Bダッシュだ!」
とよく呼んでいたものだ。
②の[戦う]- [戦う]- [戦う]- [道具]- [賢者の石]。
これは[防御]- [防御]- [防御]- [解除]- [解除]- [解除]- [戦う]- [戦う]- [戦う]- [道具]- [賢者の石]でもいい。
これはドラクエIIIに存在する公式のチート技である。
賢者の石とは、使用回数無制限かつパーティー全員が中回復という、
「こんなんあったらコレしか使わなくなるだろ!」
的なあまりにも便利すぎる道具なのだ。
今みたいなネトゲの時代であったとすると、パーティー戦のときに相手チームにだけ賢者の石みたいなのがあったらどう考えてもチートにしか見えないような、そんな道具なのだ。
極端なはなし、賢者の石を持っているというだけでモンスターに対してかなりの優位性を感じることができる。
ちなみに[防御]- [防御]- [防御]- [解除]- [解除]のところのこれは有名なバグ技を使う手順である。
いったん防御を選択すると選択解除しても防御を選択したというフラグが解除されない仕様になっていることを利用するための手順だ。
そうすると内部仕様的には防御しながら攻撃することになるという、ある種のチート仕様にすることができる。
まあ、先頭メンバーも魔法が使えると[防御]の選択肢が無くなるから戦士は魔法が使えないほうが有利になるとか、これを使うと[解除]を押せないパーティー4人目のほうが3人目よりもダメージがでかくなるとか、そんなぐあいに微妙におかしなことになるのだが、今となってはそれも良き思い出だ。
③の↑↑↓↓←→←→BA。
これは世界一有名な裏技と言っても良いだろう。
グラディウスシリーズにおいてこれを使うとスピード以外フルパワーアップになるというものだ。
まさにチートの代表例である。
当時はシューティングもヘタクソだったから、自力でフルパワーアップなどできはしなかった。
あの美しいオプション編隊を裏技1つでできてしまうのだから、そりゃあもう子供は大喜びで使う。
・・・さて。
ここで思うことがある。
子供の頃の自分が好きそうな技はというと、どれもこれもがお手軽に自分だけパワーアップできるという、チート技ばかりなのだ。
そもそも子供には主体性はない。
子供は自分だけ率先して何かして自己の能力を鍛えるという事をまずしない。
なので子供と子供の間での能力は比較的均一である。
均一であるが故に、ほんのささいなことで子供同士での優劣が決まってしまう。
だからこそだろう、子供はチート技が好きなのだ。
大人はそうではない。
たいがいの大人は労せずして手に入れられる程度のものは大した価値があるわけではない事を良く知っている。
だからこそ、子供の頃ほどにはチート技に心を奪われない。
価値がある物を手に入れるには、それに見合うだけの努力をして入手してこそ美しいのだ。
・・・すでに憶えていない。
しかし、子供の頃の自分が好きそうな技はリストアップできる。
それを3つほど挙げてみようか。
① Bダッシュ
② [戦う]- [戦う]- [戦う]- [道具]- [賢者の石]
③ ↑↑↓↓←→←→BA
①のBダッシュはファミコン至上最も有名な技かもしれん。
スーパーマリオでBボタンを押すと足が速くなるというアレ。
実際のところ普段が「歩く」でB押しで「走る」になるだけだとは思うが、子供心にはBボタンを押しただけで足が速くなるという特別な事のように思えた。
その頃の子供たちは、ホンキで走ることを
「Bダッシュだ!」
とよく呼んでいたものだ。
②の[戦う]- [戦う]- [戦う]- [道具]- [賢者の石]。
これは[防御]- [防御]- [防御]- [解除]- [解除]- [解除]- [戦う]- [戦う]- [戦う]- [道具]- [賢者の石]でもいい。
これはドラクエIIIに存在する公式のチート技である。
賢者の石とは、使用回数無制限かつパーティー全員が中回復という、
「こんなんあったらコレしか使わなくなるだろ!」
的なあまりにも便利すぎる道具なのだ。
今みたいなネトゲの時代であったとすると、パーティー戦のときに相手チームにだけ賢者の石みたいなのがあったらどう考えてもチートにしか見えないような、そんな道具なのだ。
極端なはなし、賢者の石を持っているというだけでモンスターに対してかなりの優位性を感じることができる。
ちなみに[防御]- [防御]- [防御]- [解除]- [解除]のところのこれは有名なバグ技を使う手順である。
いったん防御を選択すると選択解除しても防御を選択したというフラグが解除されない仕様になっていることを利用するための手順だ。
そうすると内部仕様的には防御しながら攻撃することになるという、ある種のチート仕様にすることができる。
まあ、先頭メンバーも魔法が使えると[防御]の選択肢が無くなるから戦士は魔法が使えないほうが有利になるとか、これを使うと[解除]を押せないパーティー4人目のほうが3人目よりもダメージがでかくなるとか、そんなぐあいに微妙におかしなことになるのだが、今となってはそれも良き思い出だ。
③の↑↑↓↓←→←→BA。
これは世界一有名な裏技と言っても良いだろう。
グラディウスシリーズにおいてこれを使うとスピード以外フルパワーアップになるというものだ。
まさにチートの代表例である。
当時はシューティングもヘタクソだったから、自力でフルパワーアップなどできはしなかった。
あの美しいオプション編隊を裏技1つでできてしまうのだから、そりゃあもう子供は大喜びで使う。
・・・さて。
ここで思うことがある。
子供の頃の自分が好きそうな技はというと、どれもこれもがお手軽に自分だけパワーアップできるという、チート技ばかりなのだ。
そもそも子供には主体性はない。
子供は自分だけ率先して何かして自己の能力を鍛えるという事をまずしない。
なので子供と子供の間での能力は比較的均一である。
均一であるが故に、ほんのささいなことで子供同士での優劣が決まってしまう。
だからこそだろう、子供はチート技が好きなのだ。
大人はそうではない。
たいがいの大人は労せずして手に入れられる程度のものは大した価値があるわけではない事を良く知っている。
だからこそ、子供の頃ほどにはチート技に心を奪われない。
価値がある物を手に入れるには、それに見合うだけの努力をして入手してこそ美しいのだ。