教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

AIRを見た(下巻)

2010-06-17 00:03:24 | オタネタ全般
(・・・アニメ版からのつづき)

ひきつづき、AIRの映画版も見てみた。

映画版は完成度が高い。
シナリオのまとまり具合、作画の綺麗さ、どれをとってもアニメ版より完成度が高い。

TVアニメ版は、映画版と比べるとどうしても劣るところがある。
バタ臭いとか、こなれてないとか、悪く言えばそういうことになるかもしれない。

しかし!

TVアニメ版のほうが魂を感じる。
映画版は何か大事なものが入っていないような気がするのだ。



TVアニメ版のAIRは良くも悪くもCLANNAD臭い。
Key臭いといったほうが良いのかもしれない。
ようするに、作品に強烈な個性があるということだ。

AIRでいうと、親視点から見た家族愛を表現するところとか。
時間が過ぎていくのを待っているかのような登場人物の独特のまったりした性格とか。
そういうモノだ。

エロゲ版はやっていないのだが、きっとエロゲ版を忠実に移植したのであろうという事をひしひしと感じられる。
作り手の京アニは原作ファンにとっても実に良い仕事をしたはずだ。



こういうのはライトノベルでも似たものを感じる事がある。
ライトノベルで初受賞・初出版となった作品群だ。

初作品というのは、こなれてない事が多い。
しかし、書き手が苦しんで、そして楽しんで、人生を賭けて入魂して書いた感じがプンプンする。

だからおもしろいし、だから強烈な個性を感じる。
単なる書きかたとしてのテクニック云々を差し引いても余りある強烈な個性がおもしろい。

アニメ屋でいうとGONZOなど毎回そういう作品を作ってくるよね。



ところがそうでもないものもある。
大御所のマンガ家の作品だ。

そういうものはふつうに見て完成度が高い。
しかし、楽しんで描いているフシを感じられない。
どうやって描けばそこそこファンに受け入れられて、どうやって描けばそこそこ商売になるか、そういった事を優先して描いているフシを感じる。
作品にかつてあったほどの魂を感じないのだ。
3×3など、中盤から特にそんな感じがするのはわたしだけだろうか・・・。

AIRの映画版にもそれと同じものを感じるのだ。

ふつうに見て完成度が高い。
しかしTVアニメ版にあった魂が欠けている。

そういうところがイマイチ人気がない理由なのかもしれないが。