http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%81%E3%81%8C%E3%83%A2%E3%83%86%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E3%82%82%E3%81%8A%E5%89%8D%E3%82%89%E3%81%8C%E6%82%AA%E3%81%84-1-%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9ONLINE-%E8%B0%B7%E5%B7%9D-%E3%83%8B%E3%82%B3/dp/4757534809
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」
これ、某所でカルト的にネタにされていたので買ってみた。
> この喪女、痛すぎる！
> でも、だんだん可愛く思えてくる。
そう。
その通り。
ナゾだ。
なぜ可愛いのかナゾなのだがなぜか可愛い。
「なら俺がもらってやる！」
と、いったい幾人の同志諸君がそう心の中で叫んだことか。
喪女とオタ女はなぜかイコールで描かれることが多いようだ。
この作品でも半ばイコールにされかけているように見える。
だが、実際は必ずしもイコールではないはずだ。
個人的な感覚でいえば、単に喪女というとどうなのかビミョーだが、オタ女であればそれほど悪い印象はない。
オタ女。
それは、我々の隣の世界でのエキスパート。
さいきんニコニコ生放送をウロついているのだが、オタ女もなかなかいかしている。
そういう人とイケメンボイスの添い寝ＣＤの話をするのもオツなものだ。
これがまた新大久保のファッション誌の読者モデルみたいなのだと、見た感じ明らかに脳ミソ足りなそうに見えて異性という以前に生物的に不快なのだが、オタ女は実はそうではない。
ＴＶがつくりあげたキモオタの女版という非常に劣悪なイメージだけが先行し、不当に彼女たちを貶めている。
ためしに池袋の乙女ロードにいってみろとまでは言わないが、実態は概ねそうではないということもわかってあげてほしい。
単にＴＶのことを右へならえで受け入れるのではなく、自ら進んでその人外魔境の世界に足を踏み入れ退路を立ったその覚悟。
それを我々も評価してもよいのではなかろうか。