教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

消費税増税について思うこと

2012-06-28 01:00:08 | 経済/経済/社会
消費税増税について思うことをいくつか。



(1)
いつか消費税増税になるのは避けられない的なムードなので、たぶん消費税増税はやる。
しかし社会保障の側の改革はほとんど進捗しないはず。

基本的に民主党は大衆迎合主義である。
バラマキ福祉をして一部有権者を喜ばせていい顔したいのが民主党。
したがって消費税増税した分だけ支出が増えて結局なにも変わらないことになる未来がわたしには見える。



(2)
消費税増税になって経済が冷え込む分もあるが、そうでなくとも駆け込み需要と反動減がかなり大きいはず。
2017年までは日本の内需関連株で長期保有目的の投資をするのは見送るべきかもしれんと思う。
短期筋なら不動産株は買いかもしれん。



(3)
いちおうこれで財政問題に取り組んでますアピールにはなる。
したがって円相場は円高トレンド持続に若干貢献するかも。
内需関連株と同様に、国内生産かつ輸出比率の高い製造業も若干アンダーウェイトかな。

でも気にするほどは変わらないような気も。



(4)
不動産は消費税が上がる直前に買うべきと思う人があまりにも多すぎるので、むしろそんな駆け込み特需のある時期には買うべきではない。
反動減の起きた後はどうせ誰も買わないので、特需が済んだら売るほうもそれなりに値引いて市場に出すと思われるので。

もうちょっと後ろにずれるなら、現在保有している不動産を特需タイミングで売り逃げたい。



(5)
優良な債権(たとえば国債)には確実にプラスに働く。
しかし、国債バブルとも言えるこの現状で国債市場に参戦したいかというと、大変ビミョー。
今は2年国債を1000万円買ったところで年3万円しか増えないんだぞ(笑)。



[結論]
わたしは投資不動産のポジションの分で消費税増税に対しては既にフルヘッジになってしまっているので、これ以上の対策はしない。

今の市況なら、日本株はほとんど持っていない現状を2017年ごろまで継続が恐らく最適。
ただし穀物輸入商社や輸出比率ほぼ100%の企業は少し興味がある。

もう1押しくらい円高か世界的株安になれば外国株かコモディティーを買う方向に考える。

現状維持が数年つづくならば、貯めた銭はいま抱えている不動産担保ローンの繰り上げ返済に回すのがいちばん有用な投資先になると思われる。
消費税10%になった反動減が来たら投資不動産をもう1件増やすことも考える。



[まとめ]
民主党がどうしようもないほどダメなのは明らかだが、それを民主党のせいだとグチっても自分の財産は守れない。
いやむしろ、民主党から自分の財産を守れるのは自分だけなのだ。

船長がイタリア人だったら浮き輪は自前で用意して乗船するのがスジなのだ。
船長が韓国人だったら知ってて乗るほうがバカだとも言える。
なら船長が民主党だったら・・・?