韓国ウォンは安全資産(笑)

韓国メディア 「韓国ウォンと韓国債、安全資産として注目」
http://blog.livedoor.jp/newskorea/archives/1706557.html



韓国ウォンと韓国債が安全資産だというヤツがいる。
平気な顔してそういう事を語るヤツは、真性の愚か者か、相場の操縦を期待しているかのどちらかだ。
そしてそれを信じて韓国に投資するヤツこそが愚か者中の愚か者である。



安全資産かどうかの判断基準は何か？

市況が悪くなっても資産価値が目減りしにくいもののことを言う。
たとえば日本国債や米国債。

資産価値が目減りしにくいかどうかはどうやれば判断できるのか？

リスクオフのタイミングで価値が上がるものかどうかで見ればよろしい。

米ドルはリスクオフになれば上がる。
そして日本円やスイスフランはドルに対してもさらに上がるという、ドル以上の安全資産とみなされている。

韓国ウォンはどうなのか？

リスクオフのタイミングで価値が「下がる」性質を示すアジア圏での代表的な通貨である。
韓国ウォンが安全資産と思うヤツは、恐らく大金を為替相場に投下したことのない、経済をちょっとかじったけど実戦経験の全くないヤツだということだ。

では、リスクオフのタイミングで価値が上がる通貨の条件は何か？

外貨での借金が少ないこと。
もっといえば、外貨建てでの純資産がプラスであることだ。

日本も財政赤字のひどい国として世界的に有名だ。
しかし日本は対外純資産高世界一である。
だから日本円は安全資産とみなされる。

アメリカは経常赤字のひどい借金大国として、特に赤い人の間で有名だ。
しかしアメリカは外貨を準備する必要のない唯一の国という恵まれた条件下にある。
かつ国外から流入する投資のほぼすべてはドル建てで、にもかかわらず自分たちが国外に保有している資産はかなりの部分が外貨建て。
だからアメリカは対外純資産ポジションがマイナスにもかかわらず米ドルは安全資産とみなされる。

対して韓国。
韓国が安全資産だとか言うヤツは、CDSが比較的低いだとか、貿易黒字国だとか、財政赤字は日本よりましだとか、そういうところを根拠にする。
ところがどっこい、韓国は対外純資産ポジションは実はマイナスである。
つまり、日米とは逆に、不況になったら資金を巻き上げられる立場にある。

こんな国のいったいどこが安全資産というのかね？
リーマンショックのときいなかったんじゃないかと思うほどモノを知らんヤツだ。



我輩の考えが間違っているというのなら、ウォン建ての外貨預金でもして勝手に痛い目にでもあえばよろしかろう。