
今日の記事の写真の大部分はRさん提供です

4月17日・18日に空のF1と言われる:
Redbull Air Race World Campionship

パース戦は2008年11月以来で、1年ちょっと間があいたこのレース。
15日(木)の練習ではブラジルのパイロットが操縦する飛行機がスワン川に墜落というハプニングで幕が開きましたが
そのパイロットも翌日には元気に退院して、もう飛ぶ気満々

でも彼の飛行機は大破しちゃったので、多分見学になるのかな…。
昨日(金)は本格的な練習日だったので、飛行機好きのRさんはカメラを抱えていそいそ出かけて行きました

土曜日の予選や日曜日の決勝は見に行かないのかって聞いたら「混むからいやだ

Rさんはスワン川の向こうのSouth Perth側から見物。
私は用があったので市内に行ったついでに、街の方からちょこっとだけ練習風景を眺めてみました。
観客席や報道席はRさんが陣取ったSouth Perth側に設置されます。
なに、この報道カメラマンの位置

高い所苦手な私にはとても無理無理



パイロットたちは三角錐のパイロン(Pylon)と呼ばれるふにふにゲートを
既定の順序に沿って通り抜け、そのスピードを競いますが
ゲートを通る時に高度が低すぎても高すぎても減点、羽翼の角度は限りなく水平に近くないとダメ

正確に、誰よりも速く

かなりの技術を要する飛行レースです。

背景は大きな丘が丸ごと公園になっているキングスパーク。 上の方に立っている塔







飛行機の翼でパイロンを切ったらこれまた減点

金曜日の練習中、パイロンは何回も切れちゃったそうです。 切れたら、別のを立てます



ジェットスキーレンジャー?もがんばります


なんか・・・可愛くね?
この、後ろのPERTHの字ですが

市内側のコンベンション&エキシビション・センター(後方、長平べったい建物)前の芝生にどどんっと。
こういう感じに立てられていました(これは私が撮って来たvv)
かなりでかいのでびっくり



アクロバット飛行部隊








イベントを運営する裏方さん↓は大忙し。 レスキュー隊もスタンバイ

彼らが先のブラジル人パイロットを救出したのでした





「今日は何やってんだ、いったい…


カモメだか何だか、鳥の群れをヘリコプターが追い払うという場面もあったそうです。
飛行機に衝突したら、人間も鳥も大変ですし

ま、鳥にしてみたらね~
いきなり領域を荒らされているわけですから、おもしろくないよね



「飛ぶの下手だよねー人間って」
「うんうん」

鵜の仲間かな? この鳥さんたち。

Redbull Air Raceパース大会の後はブラジル、カナダ、アメリカ、ドイツなどを回ります。
去年から参戦し、新人にして年間総合3位とがんばったオージーパイロットのマット・ホール(Matt Hall)や
日本人パイロットの室屋 義秀氏の活躍に期待してます

パース大会の存続は常に危ういものがありますが~~
見てると結構楽しいので…余所に取られないで欲しいな

明日の日曜日は決勝です。
お友達の皆、今からでもパースへ来ない


