菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

モダンフレンチ「コラージュ」

2015年11月19日 | グルメ・和食・洋食
昨日の夕方、東京から戻ってきました。
今回も充実した出張となりました。
写真集増刷の打ち合わせや同窓会、モネ展鑑賞、写真業界の総会・懇親会、はたまた友人、知人との飲み会などなど・・
そして東京に行ったら絶対外せないというのはやはりグルメですね。

今回特にご紹介したいのはこちら。
汐留にあるホテルコンラッド東京内のモダンフレンチレストラン「コラージュ」です。
コンラッド東京はヒルトングループの最高級ブランドのホテルのひとつとのこと。
ジャケット着用が義務づけられており、入る前は少し緊張しました。
4月に六本木で写真展を行った際のお祝いに食事でも、とお誘いをいただいておりました。
でも、なかなか日程が合わなかったのですが、先日ようやくご一緒させていただきました。

夜は予定が入っていたのでお昼にしていただいたのですが、ランチとはいえフルコース。
国内外の食材を使用し、フレンチにとらわれない調理技法で芸術的な料理を提供するというモダンフレンチでメニューは「シェフズ・ランチ」。
いわゆる「シェフのおまかせメニュー」といったところか。

まず始めに乾杯しようということになりシャンパンをいただきました。
ちまたでは泡などともいいますが、ここでの銘柄はルイナール。
泡などといったら失礼な代物です。
久しぶりのルイナール、さすがに美味しい。

一皿目は「シェフからの可愛らしい一皿」
今が旬のさんまを使った料理です。文字通り可愛らしい。




二皿目は「フォアグラ・キューブ、茸の摩訶不思議」
さすがフォアグラの濃厚さと茸の香りが絶妙です。
飲み物は白ワインにかえてムルソーのプルミエ・クリュ シャルドネです。


三皿目は「ホタテ貝のソテー、カリフラワーとチョリソ添え」
四皿目は「銀聖の炙り 黒アワビと赤キャビアで挑戦的に」
銀聖とは北海道日高地方の定置網漁業で漁獲される天然秋鮭のブランドとのことでした。
これにはやはり白ということで、今度はカリフォルニアワインの「ASATSUYU」という銘柄を薦められました。
『あさつゆ』のオーナーは何と日本人とのこと。
カリフォルニアらしい爽やかさの中に広がる華やかな香りと、しっかりとした果実味が特徴です。




メインは「蝦夷鹿のロースト、栗とコーヒーの誘惑」
一瞬、鹿肉かと思ったのですが、これがまた絶品。
今まで食べた鹿肉の中では特出していました。
ワインは赤に変更。
ややタンニンの少なめのピノノワールをオーダー。
2008年ものなので、やはり熟成度が高く特に香りがバツグンです。
久しぶりに樽の香りがする美味しいワインをいただきました。
「デザート前のお楽しみ」では、ワインが残っていたのでチーズを注文。
話が弾んでいる間にワインがなくなりアンコール。
珍しいレバノン産のカベルネソービニオン2007年です。
熟成したカベルネはやはりコクがあって美味しい。
私はワインを飲んだ時はよく色にたとえるのですが、様々な色が混じった複雑な油絵のような色調が楽しめました。






ラストは「洋梨のプリズム、キャラメルと和三盆」
そしてコーヒーには「トリュフ オ ショコラ」
シメに貴腐ワインを勧められたので、早速オーダー ←まだ飲むか(^_^;
これがまた絶品。
これほど美味しい貴腐ワインは初めてでした。
伺ってみると三大貴腐ワインの一つ、ハンガリーの「トカイ」だとか。
美味しいわけだ。






ということで、もう一生ないだろうというほどの贅沢をさせていただきました。
いずれにしても、美味しい食事に美味しいワイン。
これほど人生を豊にしてくれるものはないですね。
大変勉強になりました。
ありがとうございました。
(写真はすべて許可を得て撮影しています。)

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