３連休の最終日

「群青科学館」のキャストの皆さんと、お互いに借りたものを返すために集まりました。

集合したのは新宿。夜の新宿の街は賑わっているけどいつもほどではなくて、３連休の最終日だったことを思い出しました。

本日集合できたのは左から大田さん、瓜竜さん、尾方さん、如月さん、赤崎さん。

１０／２１に公演がある如月さんから「偽りのティータイム」のチラシを受け取った瓜竜さんは、「いやらしい…このタイトルいやらしい…ティータイムって…！？」とニヤニヤ。私には理解出来ない独特の感性を光らす瓜竜さんに、「それ私が書いた本だよ」と教えてあげると、「ア～…」と黙り込んでしまわれました。

時間が経つと、公演があったなんてウソみたいに思える瞬間がありますが、初めの時からすっかり変わったキャストの皆さんの関係性を見ていると、始まって終わったのだとわかります。

もうすっかり秋らしくなり、みなさん次に向けて進んでおられるようです。

 

 

外に出たら雨が止んでいて…正確には、気付かないうちに降って止んで。

干してきてしまった洗濯物が濡れてないかと心配になりました。

これからひと雨ごとに涼しくなっていくんだろうなあって、ふと思いました。

 

 

 

 

 

偽りのティータイム

今年の３月の始めに上演したオムニバス公演「ソーサーの上に桜の花片」のあとに連絡をくれたのが「如月皐さん」でした。

「きさらぎさつきさん」と読みます……このお名前を私は読めませんでした。

短編の作品ひとつ「偽りのティータイム」を上演したいとのことでした。

どんな方だろうとお会いしてみると、おっとりとした印象のにこやかな二人の女性、如月皐さんと「黒崎照さん」でした。

「くろさきあきさん」と読みます……私は読めませんでした。

その後、ご縁があって如月さんは先日のＢ．ＬＥＴ’Ｓ１２回公演「群青科学館」への出演されることとなります。

この如月さん（左）は、私の突然の出演交渉を瞬時に快諾、稽古場では揃わない出演者の代役を次々とやってのけ、いつの間にか稽古場のムードメーカーとなり…女性らしい印象とはウラハラにまったく男前な方だと今は思います。

黒崎さん（右）は青年座の役者さんで、前回公演の最初の通し稽古を見に来てくれたのですが、甘い差し入れと優しい感想を置いて行ってくださいました。本番前の稽古場には気の利いた置きみやげ。

そんなおふたりの５９６３Ｌａｂｏ二人芝居はちょうど一ヶ月後。

 

「偽りのティータイム」は笑いを書くのが苦手な私が、まだ苦手意識を持たない頃に、臆せず書いたコメディです。

しかし難しくて、今まで何度か上演しましたがうまくコメディに出来たことが少なく…女性の笑いはやっぱり難しいのか、私の演出が悪いのか。ともかく、今回私は演出をしないのでお二人の再演に密かに期待しています。

息がぴったりのお二人、楽しみ…　

５９６３Labo vol.2

『偽りのティータイム』　　　作・滝本祥生　　　　　and more・・・

日時　 　　 ２０１３年　１０月２１日（月）&２２日（火）　１９時３０分開演

会場　 　　 乃木坂コレドシアター

出演　　　 如月皐　黒崎照　/ ゲスト・宮川知久（Ｐカンパニー）

演出協力　日沖和嘉子

料金　　　　前売り・当日共に　\２０００　（全席自由）

チケットのお申込み、お問い合わせは　lab-voyage@willcom.com　まで。

 

 

生活

公演が終了して数日が経ちました。

部屋の乱れは心の乱れって、昔誰かから聞いたことがあって毎日少しずつ部屋を片付けては片付かず…まだこんなに心が乱れてるって、嫌悪してまた片付けて散らかっての繰り返し。

生活するってなんて大変なんだろって、実感するのはいつもこういう些細なことがうまくいかない時です。

だけどさっきまとめて片付けて少しマシになりました。

公演を行うたび毎回大変なことが多いのですが、今回は最初から最後まで大変で…大変というのは何がという事ではなく、さっきも言ったような些細なことがうまく行かないことです。
だからなのか、いろんな人に「暗い」とか「大丈夫？」とか「顔色悪い」と言われました。
元々が明るい方ではありませんから仕方ないのですが…あ、あまり卑屈なことを言うといつも土田有希ちゃんに止められるのであまり言いませんが、良かったことは、そんな大変ないろいろがなんとか終わって…申し訳ない気持ちと共に、ああ終わったと、ホント言うと心底って言えるくらいホッとしています。

お客様はもちろん、黙って協力し共に過ごしてくれたキャストスタッフの皆さまには感謝しかありません。

まだ残務は残ってるけど、終わりましたから。

しかし次回公演が目前なので気は抜けません。次は初参加の下北沢演劇祭で、再演の予定、すぐに準備に入ります。

 

アフターイベントでも言いましたが、今回本当はハーレムの話にしようと思っていたのです。最初のプロットと話が変わるのはいつもですが、最初の２ページくらい書いてどうしても、いがみ合ったり争ったりする話は今は書けないと、全く知識もないのに「暗黒物質」の話と騒ぎ始めました。

そして日常の話が書きたいと。

私はよく日常をいとおしく感じます。

きっと皆さん同じだと思いますが、何より大事だと感じます。

どんなに遠い所へ行っても、辛いことがあっても、帰るべき所は家族でも故郷でもなく、日常だと思っています。

だけど公演期間が終わって戻って来た日常は……残業と片付かない部屋と疲労(^^;)

やっぱり生活するってそれだけで大変なことだと、また実感しています。

 

次回も頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします！

 

本日９／８(日)群青科学館は最終日

毎日たくさんのお客様にご来場いただきましてありがとうございます。

ＴｗｉｔｔｅｒやＦＢやブログなどで感想を呟いてくださったり、アンケートを書いて貰ったり、直接感想を送ってきていただいたり、皆さまの温かい言葉に胸がいっぱいになります。

賛否さまざまな感想を拝見しつつ、こうしてわざわざ書いてくださることがいちばんの励みになると思っています。本当にありがとうございます。

本日９／８(日)群青科学館は最終日、２回公演です。

１３：００～(１２：００受付開始)

１７：００～(１６：００受付開始)

当日券は受付開始時間より販売します。

開演してから不安定な天候が続きましたが、結局まだしっかりした雨には一度も降られてないのです。だからきっと今日も大丈夫。　

大丈夫です。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております！

 

「群青科学館」の公演も４日目

早いもので「群青科学館」の公演も４日目。

ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございます。

来て貰ったお友達にもきちんとご挨拶も出来ないままとなっていて心苦しい限りです。改めてご挨拶させていただきますね！

 

公演も今日から折り返し地点。

と言っても明日までしかないのだから、公演日程的には後半にさしかかる。

芝居は日々変わって行く。シンプルな会話劇なので、どうしても出来にムラある。

お客様にいちばんいいものを見ていただけるように、公演中も小返しの繰り返し。それでもやっぱりムラができてしまう。

音楽も照明も助けてくれない、セリフと演技で見せるしかない会話劇で、……毎日とても難しいなって思っている。

スローバラードには良い歌詞と歌唱力が要る、という事と似ているのかもしれない。

だけどそれでも、いちばん良いものをお客様に見ていただけるように、日々模索するしかない。

だから昼公演も夜公演もいちばんいいお芝居となるように、今日も頑張ります。

自信がなくて、いつも嘆いてばかりいる私に「大丈夫。だからがんばって」って励ましてくださるお客様に、毎回涙が出そうになっています。

本当にありがとうございます。

本日も当日券販売します。皆さまのご来場をお待ちしています！

 

 

下北沢「劇」小劇場は駅からすぐの劇場です。

一日ですっかり疲れ切ってしまったのはこの暑さのせいでしょうか年令のせいでしょうか。

だけど疲れている場合ではありません。今日から「群青科学館」の幕が開きます。

きっと本番まであっという間だろうな…と、何気なく思っていた1ヶ月前の稽古場。

そこにはまだキャスト全員がなかなか揃わず、スタッフさんも揃わず、台本も揃っておらず、誰かが誰かの代役をやりながら、ただひたすら目の前のセリフを繰り返す役者さんたちがいました。

いまはその全部が揃っています。

あとはお客様に加わっていただくだけです。

９／４（水）は残席僅かですので、ＷＥＢ申し込み出来なかった方は、０９０－１９０７－８０３４までお問い合わせください。

５日からの公演はまだまだお申し込み受付中です！

お天気が良くないかも…と天気予報では出ていますが、下北沢「劇」小劇場は駅からすぐの劇場です。

この機会に是非「群青科学館」を観にいらしてください。

キャストスタッフ一同、皆さまを劇場でおまちしております！

 

 

出演者による、アフターイベントもどうぞお楽しみに→☆

９／５(木)１９：３０終演後
「群青科学館の天体観測」
実際の杉並区立科学館にお勤めの岸篤宏さんをお迎えし、天文についてのお話を伺います。
作・演出や出演者たちと一緒に、天体と演劇が融合する一夜を過ごしてみませんか？

９／７(土)１９：００終演後
作・演出と出演者によるアフタートーク。
本公演についていろいろなお話をします！