電車から眺めた、日が暮れてからの新宿・渋谷の町は思った以上に暗くて、
久しぶりに見たけど違う町みたいだった。
中野の街には一旦とりつけられた「桜まつり」のピンクの提灯が
桜の開花目前に取り外されてしまった
私の住んでる地域は今のところ計画停電から外れているけど、
みんな節電。家でも節電の為の寒さにどんどん早寝になってきている。
それでも安心できることもあって、
今回の震災で、私の身近でいちばん心を痛めていた
石川さんに少しずつ元気が戻ってきたこと。
このブログにもよく登場する彼女は福島県出身。
家族も友人も無事が確認できたそうだ。
それでも今の福島県の現状にかける言葉が見つからず、
私も地元に同じことが起こったらと、なるべくリアルに思い浮かべてみたら、
ますます言葉が失くなった。
そんな彼女も次の舞台の稽古が始まるとともに徐々に元気を取り戻してこられたようだ。
私はずっと伸び伸びにしていることを何とか今月中にメドをつけたいと作業している。
そんな毎日が送れている。
でもこれからの方がずっともっと長い。
ちゃんと過ごして行かなくちゃ。
以前も言った通り、今月は観劇月。
知人が関わる芝居が多く上演されるはずだったけど次々と上演中止に。
そんな中、上演されるお芝居もあって。
先週末も、地震のあった先々週末も、知人のお芝居を見に行ってきた。
こんな時に芝居なんてふきんしんなのかもしれないが、
地震があったばかりで不安定な中、閉ざされた空間に大勢で居るのだから
やる方も見る方もちょっとは覚悟みたいなものをしていて。
そんな気持ちで参加する演劇はひとことで娯楽とは言いがたく、
公演の時期に地震が起こってしまったことへの励ましとか応援とか決意とか感謝とか、
お互いのいろんな気持ちのもと上演されるお芝居を不謹慎と思わない。
私も阪神大震災があった時、その数日後に大学の卒業公演があって、
自分たちもお客さんもそれどころじゃないのに「何やってんだろー」
と思いながら舞台に立っていた。
それでもお客さんが来てくれて嬉しかった。
最近では震度3以下の余震は報道されなくなったけどずっと揺れている。
近所に地震が苦手な犬がいて、
以前は小さな地震でさえキャンキャンと泣き喚いていたのに、
先日の震災以来、小さな地震くらいでは泣かなくなった。
犬も傷ついてんだなーって思う。
嘘みたいな一週間をようやく現実として感じられる様になって、
良くも悪くも、余震にも不安にもずいぶん慣れました。
東京のコンビニにもスーパーにも
一部の食品以外は相変わらず物があふれていて、
食べ物にも飲み物にも困ることはもちろんありません。
日に日に余震は減っているし、
私だけの生活をとりたてて言えば、殆ど1週間前と変わりません。
とは言いつつ、この数日は私なりに慌てたりして
変なメールが回ってきたり、
変なメールを送ってみたり、
普段食べない物が食べたくなったり、
いつの間にかそれらを食べすぎたり、
いろいろ騒ぎました。
でも周りの人々に「大丈夫」と言ってもらって少し落ち着いて、
幸運なことに日常生活を変わらず送れるのだから、
変わらないようで変わってしまった日常生活に
勤しもうと思ってます。
先週末は下北沢「劇」小劇場で上演されていた
演出者コンクールの最終候補作4作品中3作品を見た。
どの作品も、本も演出もとても面白く感動していたが、
大賞をとられたのが見られなかった1作品だと知り一転、
悔しい気持ちになる。
今月は観劇月。
毎週末、数本の芝居を見ることになっている。
ほとんどが知り合いの芝居。
知り合いが増えたことを実感し、
とても嬉しく、少し不安…。
最近、携帯電話をアイフォンに変えたけど、
メールが打ちにくくて、一旦PCで作った文章をアイフォンに転送、
それから友人へ送信している。
ぜんぜん便利じゃない。
これではメールを打つのも上達しないし、
どうしたものか
これは先日の阿佐ヶ谷駅。
石川理恵ちゃんと次回公演について話し合ったすぐ後に、
阿佐ヶ谷駅の近所に宿泊していた
MONO制作の垣脇さんと会いました。
立て続けに人と話すことになったので
石川さんは「今日はお茶×お茶ですね」と表現していましたが、
私はこの日2人共と晩ごはんを食べたので「ご飯×ご飯」、
翌日まで苦しかったです。
そういえばWEB管理をしてくれている木村さんが先日
「垣脇さん元気?」と聞いていましたが、
垣脇さん元気です
で、そろそろ次回公演についていろいろ決めています。
決めることはたくさんありますが、まずはプロット。
これ考え始めるといろいろと手につかなくなってきました。