中ノ嶋ライトの全公演が終了いたしました。
ご来場いただいた皆さま、応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
今朝は朝から荷下ろし、ピアノを返しに行って、荷物をほどいて部屋を整理して、それでもまだまだ片付いていませんが、ようやくホッとしています。
感想をいただいたり、行けないけど応援しているとご連絡をいただいたり、まだまだお返事出来ていない失礼をお許しください。
夢みたいな、時間と空間でした。
一枚の広告写真から始まった物語。
少し前のブログに「この気持ちが届くといいなあ」なんて一人よがりに書いたけど本当に届いて、
TOSHIBAライテックの社長、揖斐洋一さまが観劇に来てくださいました。
お花や工場で作られた最後の白熱電球や貴重なポスターをお送りいただいて、関係者一同とても感激いたしました。
その上、初日打ち上げにもご参加いただいて、面白いお話をたくさん伺いました。
その後、社員の皆さんが続々と観劇に来てくださって、お友達やお子さんを連れて、アンケートも熱心に書いてくださり、本当にこんな事が起こるのだと、嬉しい気持ちでいっぱいでした。
もう一つ驚いた事は、この広告写真の製造工場がこの3月に閉鎖されるという偶然。
たまたまだった再演に不思議な偶然が重なったことにも驚きを禁じ得ませんでした。
広告写真の工場の現工場長様も、前工場長様も観に来てくださり、嬉しい感想を残してくださいました。
揖斐社長さまの言葉や皆さんの感想など、ものづくりに関わるみなさんの情熱に勇気づけられ、お芝居もどんどん変わって行きました。
そして、毎日劇場で輝く白熱電球は本当にキレイでした。
毎日昼公演後は音楽担当のマーサさんのミニライブ、夜はゲストを迎えてのアフタートークと、毎日賑やかで、
キャストだけのアフターイベントには、たまたま観劇に来てくださっていた、この物語のモデルであり取材をさせていただいた細淵電球株式会社の高橋社長様にも飛び入りでご参加いただき、貴重なお話を伺う事が出来ました。
照明業界に関わる皆さんの、商品同様の温かさと明るさに感動した公演となりました。
本当にありがとうございました。
お世話になりました。
とてもとても幸せで、貴重な経験となりました。
そしてキャストの皆さん。
私の至らなさを、支えていただいてカバーしていただいて申し訳ない気持ちでいっぱいですが、このキャストだから出来た中ノ嶋ライトが私はとても好きでした。
もう一回だけ、自分達の為だけに「中ノ嶋ライト」を上演したいって誰かが言っていたけれど、本当にそうできたらと思う気持ちで。
私を、B.LET'Sを助けてもらったキャストの皆さん、スタッフの皆さんには、感謝してもしきれない思いです。
本当にありがとうございました。
そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
作っては壊すから演劇は面白いのだけれど、毎回心に染みわたるこの寂しさに慣れるまで、まだ数日かかりそうです。
皆さま本当にありがとうございました。
また次回もがんばりますので、B.LET'Sをどうぞよろしくお願い申し上げます。
朝から、昨日まで活躍した工員服を洗濯。
またこの制服を使う日が来るのかな、来るといいな。