日常生活

公演終了の翌日から仕事が始まって、すぐに日常が戻ってきた。
何も、あまりやる気にはならないけど、そうも言っていられない。
生きていかなければ。

稽古の始めと同時に始まった今の新しい職場、
まだ一カ月足らずで長期休暇を貰ったにも関わらず、
一緒に働いている方が数人連れだって見に来てくださった。
本当にありがたいことです……！


今日はようやく休みだったので、借りてたものを返しに六本木の放送作家協会へ。
後片付けはまだまだ終わらない。
先日の公演には協会の先生方が何人も来てくださり、
鋭い感想を言って帰って行かれた。やはり、先生たちの目はごまかせない……。

協会ではラジオドラマコンクールの受賞式に向けての準備が
慌ただしく進められていて、
「今回のコンクールには出したの？」と、先生方に尋ねられた。

「芝居の準備で出せなかった」と答える……本当の話だ。
でもなんだか心のどこかで何か引っかかる気がして、
芝居も書かなきゃならないけど、
コンクールとかもちゃんと出して行かないといけないなあと思う。

やる気にならないとか言ってる場合じゃない。

改めまして、ありがとうございました。

「うらをかえせば」公演終了しました！
ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。



東京の劇場で公演を行うのは2回目、
どんな芝居をやるのかもよく知らないはずの公演に
集まってくださったお客様のほとんどは、
役者・スタッフの知り合いや、その知り合いの知り合いの皆さまで、

私たちがこんなにも多くの方々に支えられているのだと、
感謝……というより、それは驚きにも近い感情で、
イエ、もちろんただただ感謝の気持ちなんですけれど、
言葉でうまく言い表せないくらい感激しました。
本当にありがとうございました。



↑明朝より仕事の為、山根大嗣氏は先に帰宅。


一か月と少しの間、一緒に稽古してきた役者・スタッフの皆さんが
これほどたくさんの方々に応援されているのだということを目の当たりにして、
改めて皆さんを尊敬したし、一緒にお芝居作りが出来たことを誇らしく思っています。


トークゲストの勝平ともこさん、
「劇」小劇場の市川瑞紀さん、
京都で音源を作ってくださった音響の奥村朋代さん、
私の相談を根気強く聞いてくださった皆さん、
ああ……もう言い出したら限りがないんですけど、
本当にありがとうございました！




↑打ち上げ会場にいた犬があんまりかわいかったもので…



去年の11月から芝居を４本。常に「もうこれで最後になるかも…」と不安を抱えつつ、
また次回公演のことを、今、少しでも考えられていることは、
とても幸せなことだと思います。


少し休んで、会計終わったらまた頑張らないと……！




今後とも、どうぞどうぞよろしくお願い申し上げます。

アフタートークゲスト

公演４か日目。
昨日はアフタートークゲストに勝平ともこさんが来てくださいました。

お願いした時は二つ返事で引き受けてくださった勝平さん。

開演の一時間前に劇場に現れた勝平さんはとても緊張されていて、
聞くところによると、こういうアフタートークなどのゲストは
あまり得意ではなく、今まで頼まれても断ってこられたとか。
しかし、今回は「タッキーのためならば」と、
意を決して引き受けてくださったそうです。
なんと、幸せなことでしょう……！

質問するたび真摯に答えてくださった勝平さん、
言葉を発するたびに会場がグッとひきつけられて、
その集中力はさすが女優さんだと感心し、
そしてそのお話に、自分の芝居に対する向きあい方の甘さを痛感しました……。

勝平さん本当にありがとうございましたー！


………………


本日公演最終日。
当日券はございますので、是非会場へお越しください。
お問い合わせは090-1907-8034まで。
ご来場お待ちしております！

空席状況

Ｂ．ＬＥＴ'Ｓ 第5回公演「うらをかえせば」残り２日となりました！

今日、明日公演の残席状況です。

10/ 24(土）14:00 △
      24(土）19:30 △
      25(日）14:00 ◎

アフターイベントのお知らせ
☆10/24(土)　19:30公演終了後
劇団M.O.P所属の俳優　勝平ともこさんを迎え、
劇団やお芝居についてのお話をいろいろと伺っていきます。

本日のゲストに迎える勝平さんは、単に私が以前からファンだったため、
無理を言ってゲストに来ていただきました。

「おもろいこと何も言えへんで～」
と、電話の向こうで緊張気味だった勝平さん、
女優さんなんだから「おもろいこと」をいう必要はないのに、
これも大阪人の性でしょうか……？
私も楽しみにしています！
本日、当日券もございますので、皆さまどうぞ劇場まで足をお運びくださいませ。


また、10/25(日)千秋楽のチケットご予約絶賛受付中です！
お席はまだございますので、下記よりご予約ください。

こちらから→　「うらをかえせば」チケットご予約フォーム


お問い合わせは　Ｂ.ＬＥＴ'Ｓ（090-1907-8034）まで。
☆ご来場を心よりお待ちしております！☆

２日目。…と、ただ今の予約状況

初日は大きなトラブルもなく、無事に明けました！

様々な差し入れを頂き、友人からは前代未聞の大きな大きなお花を頂いて、
劇場前は華々しく彩られています。
本当に本当にありがとうございます！！

こんな感じ…↓

しかし、油断はできません。
公演はまだまだ続きます！　
がんばります！


今日は本番終了後に、私と出演者によるアフタートークも企画しています。
堂々と皆様の前でお話しできるように、気を引き締めて本番に臨みます。
なので是非、そちらの方もお楽しみに！

ここで、Ｂ.ＬＥＴ'Ｓ第５回公演「うらをかえせば」ご予約状況をお知らせします。

10/22(木）19:30 ○
     23(金）19:30 ◎
     24(土）14:00 △
     24(土）19:30 ◎
     25(日）14:00 ○

ご予約絶賛受付中です！
ご予約の方はこちらから→　「うらをかえせば」チケットご予約フォーム

お席はまだまだございますので、
まだ観てない方は是非……そして一度観られた方も、
この機会にご来場くださいませ。
お問い合わせは　Ｂ.ＬＥＴ'Ｓ（090-1907-8034）まで、

☆皆様のご来場を心よりお待ちしております！☆

初日です。

今日から本番です。

連日の寝不足にも関わらず、早朝に目覚めそれから眠れず、
散らかった部屋を掃除してみたりしました。

今まで上演した中で一番大きな劇場である今回の「劇」小劇場は、
設備も何もかも行き届いていて、
例えば客席の椅子や、お手洗いや、楽屋や、劇場のスタッフさんや、調光卓や、
そんなことの一つ一つに、口には出さないけどとても感動しています。
そこをたった８人で使わせてもらうのだから、もう本当に贅沢な話です。

もともとは一人ユニットB.LET'Sなので、
役者さんやスタッフさんを巻き込んで、
実はここには書き切れないたくさんの方々を巻き込んで、
時々、どうしようもなく心許ない時もありますが、
後は少しでも多くのお客様を巻き込んで行けるように頑張りたいと思います！

今日の19:30から下北沢「劇」小劇場でやってます。
お時間があれば是非、足をおはこびくださいませ。
意外と、おもしろいと思います……！

連絡待ち

最近は今週水曜日から始まる公演「うらをかえせば」の稽古場日記の更新をして、
こちらのブログがなかなか更新できなかった。


いよいよ来週から本番が始まって、
今日は稽古場の中でも一番よく使わせてもらった杉並会館での最後の稽古。
会館の係員の方にもお礼のご挨拶をする。
その会館では結婚式なども行われるので、今回のチラシを見せると、
「結婚式場にはさみ？！　怖いねえ～」などと言いながら、
会館の事務所が笑いに包まれていた。
もうすっかり顔なじみだ。

明日からは劇場入り、稽古を始めるといつの間にか本番がやって来る。



今日はスタッフの皆さんも来てくれたので、今回のカンパニーの全員が初めて揃った。
間近で全員に見守られ、こがえしするだけで緊張する。
役者さんもスタッフさんも、気遣いのできるいい方たちばかりだ。

………………

ううむ……ここまで書いてみたけど、これから先はなんだか何を書いても
感傷的な感じになってしまいそうで……感傷的になんかなっている暇ないのに……。
これはきっと、明日から始まる一週間に対する
「漠然とした不安」から来ているのだろう。

こういうときは思い切って寝た方がいいと思うのだけど、
私にはどうしても今夜中にやって置きたいことがある。
そのために、今日会った全員に「今夜中にメールして」と頼んだ情報の、
連絡を待っている。しかし、誰からも帰ってこない……
考えると不安になるので、
やっぱりもう、明日にしよう。


………………

そんなわけで、「うらをかえせば」来週からです！
皆さまのお越しを、劇場でお待ちしております！

 

待つのが苦手

残すところ本番まであと一週間。

10月に入って以来、たった４人のキャストが仕事や風邪でダウンしたりで揃わない日が続き、
先日８日ぶりに全員が集まった。（その様子は稽古場日記で！）
４人全員が出ているシーンが少ないので稽古には差し支えなかったが、通し稽古が出来ない。
気持ちは焦るばかり…この一週間で詰めて行かなければ。

そんな稽古場での焦りとはウラハラに、その他の時間に出来ることがどんどん少なくなってきている。
稽古場以外では制作をやっている私としては、何としてもお客様に集まっていただかなくてはならない。
しかし、「劇」小劇場は今までで一番客席が広い。
……いつも通りの片手間の制作をやってるわけにはいかないのだ。

お友達にも声をかけさせてもらい、
役者さんにもお願いし、でもみんな頑張ってることはわかり過ぎるくらいわかっているし、
制作をやっている友人にも夜な夜な電話でアドバイスを貰い、
私の気迫に押された以前の職場の先輩は、お使いに行った先の郵便局の窓口の人にも、
思わずチラシを渡してくれたそうだ。
公演一週間前。声を掛けられる友人も、劇場へ撒くチラシもなくなって、
後はお客様からのお返事を待つばかり……。

でも私は、じっと待っていることが苦手なのだ。
たとえば待ち合わせの時も、相手が少し遅れるだけで、事故に遭ったんじゃないかとか、
私が待ち合わせ場所を間違ったんじゃないかとか、もう嫌われたんじゃないかとか、
悪いイメージばかりがどんどん頭に浮かぶ。
で、焦って探し回ってかえって相手を待たせることになってしまう。

今だって、ただでさえ少ないキャストよりもっと少ないお客様の前で、
４人が一生懸命演じている姿が頭に浮かんでしまうのだ。
さすがにそんなわけない…そんなわけないぞ……。
お客様を信じようと言う気持ちと、まだ打つ手はあるんじゃないかという焦りが
頭の中をグルグル回っている……。

だからその…みなさん、今回のお芝居「うらをかえせば」は三年前の春に京都で上演し、
好評を得た作品で、自分がどんなことがやりたいのか、初めて見えた作品です。
少しでも興味があると思われた方は是非、前向きにご検討くださいませ。
そしてこのブログを読んでくださっている関東地方以外の皆様、
関東地方に住むご友人がいらっしゃいましたら是非ともオススメください。

どうぞどうぞよろしくお願いします！

本番１０日前のお知らせ

いよいよ本番１０日前となりました。(そんな稽古場の様子は→コチラ)
片づけても片付かない部屋にため息をつく毎日に、
お隣の庭の金木犀の香りだけが、最近の私の楽しみとなっていますが…
そうは言っておられません！

ここでアフタートークイベントのお知らせをさせていただきます。

10/22(木)　 19:30公演終了後
出演者と演出が本公演について話し、
皆様と楽しい時間を過ごせればと思っております！

10/24(土)　19:30公演終了後
劇団M.O.P所属の俳優　勝平ともこさんを迎え
劇団やお芝居についてのお話をいろいろと伺っていきます！

10/24のゲストにお迎えする勝平ともこさんは
京都にいた頃から存じ上げていて、今回無理を言ってご出演をお願いしました。
私は勝平さんのことも、所属される劇団M.O.Pのことも以前からのファンで、
こうしてお話できることをとても嬉しく思っております！

10/22のイベントは出演者だけによるもので、
気負わず楽しんでいただければと思います。

そんなイベントの方もどうぞお楽しみに、
皆さまのご来場を心よりお待ちしております！

もう一人のスタッフさんと、個人的な話

今日は順番で書いてる稽古場日記も回ってきたので、
あっちもこっちも更新。しかも同じ様な内容だけど……ま、いいか。

昨日の稽古場へ来てくれた三人と、初日に来てくれた中村さんの四人の他に、
今回の「うらをかえせば」にはもう一人スタッフさんがおられる。

音響の奥村朋代さんだ。
彼女のことは私しか知らない。だから私が紹介しないといけない。
奥村朋代さんとは古い付き合いで、私がＭＯＮＯで制作をしていた時に初めて仕事で関わった。
それから木村さんとトランク企画で二人芝居をした時から音響をしてもらったし、
B.LET'S も最初からずっと音響をお願いしていた。

初演の「うらをかえせば」の音響プランも彼女で、そのプランが気に入っていた私は、
「同じプランを使わせて欲しい」と、京都にいる彼女に急遽お願いしたのだ。

どうでもいいけど初演の時も彼女は、他に仕事が重なってプランはやって貰ったものの、
本番を見てもらうことが出来なかった様に思う。
今回も京都在住の彼女に本番を見て貰えない…見て貰いたい…！


そんな奥村さんから、今回の音源が送られてきた。

丁寧なお手紙と、丁寧なきっかけ表と、２枚のCD。
一枚には芝居に使う効果音と音楽。
頼んだ時は印象だけしか覚えてなかったけど、聞き返してみて
私が気に入っていた気持ちはやっぱり確かだったと思った。

もう一枚には「良かったら客入れの音楽に使って下さい」とメモが添えられていた。
いつか奥村さんは
「B.LET'Sの公演の客入れはノラ・ジョーンズに決めてるんです」と言ってくれたことがあった。
私はそれ以来、東京で公演を打つ時の客入れも、アホみたいにノラ・ジョーンズの曲ばかり使っていた。

でも今回、奥村さんから送られてきたCDはノラ・ジョーンズではなかった……。
もちろんそんなこと、覚えてはおられないだろう。

CDを聞くと、凄くイイ感じの音楽でいっぺんに好きになった。
さっそく客入れで使わせてもらおうっと。