B.LET'S 

「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

だからとにかく、

2008-11-30 21:07:34 | Weblog
寒い寒いと思っていたら、もう12月。
でも寒いのはどうやら朝晩だけで、日中は結構温かいみたい。
一年で一番盛り上がる時期を目の前に、
先日の公演で、大学の同級生に貰ったポインセチュアはもう枯れかけで、
それだけ見てたらクリスマスももう終わった様な気分になる。

最近は新しい派遣の仕事とその職場に慣れるだけ毎日。
そして来年2月の末の、知り合いの女優さんの演劇公演に向けて、
以前書いた台本の書き直しをしている。
その女優さんとは、共通の知人に紹介されて知り合った。
私の本が他の人によって上演されるなんてありがたいことだ。

その直しを終わらせたら、来年に向けて新しいものを書く。
今は新しい物が書きたい。
だからとにかく、早く書き直しを終わらせよう。



「パセリ」

2008-11-29 02:41:30 | Weblog

先日より、11/16の公演の舞台写真をアップしています。
よろしければご覧くださいませ。


今日は第33回創作テレビドラマ大賞の授賞式へ行って来た。
授賞式と言っても私は受賞できずに最終審査に残っただけ、
約750本のうちの最終審査7本に残ったのだから嬉しいけれど、
ドラマ化されるか、されないかでは大きな差がある。
大賞はNHKでTVドラマ化されるのだ。
それに、ここまで残ると単純に悔しい……。

せっかくなので紹介させていただきます。
タイトル「パセリ」
女子高の嫌われ者の演劇部員達が学園祭で「オズの魔法使い」
を上演しようと奮闘する話。
初稿は5年くらい前、初めてテレビドラマ用に書いた脚本で、
今回はコンクールの締め切りに時間が無かったこともあり、
初稿を元に全編書き直しをしました。

この年はお世話になった劇団のMONOを辞めた年で、
不安や色々な思いがあって、私にしてはたくさんの作品を書いた。
前に佳作を貰ったラジオドラマ「真夏の雪」を書いたのもこの年だ。
それがこうして、今に繋がっているのだから不思議なものだ。
でも大賞には繋がらない……力不足だ。

会場にはなかなかお会いできない脚本家の方や、プロデューサーの方がいらして、
受賞できなかったにも関わらず浮ついてしまった。わるい癖だ。
他の最終選考に残った作品の作者の方々は皆同世代で刺激になる。
何も大賞を貰わなくても生きてはいけるけど残念だ。
それでもがんばるけど、やっぱり残念だ。


始まりと終わり

2008-11-25 12:07:21 | Weblog
最近は新しい派遣の仕事が始まって、
また新しい仕事と、新しい人間関係に四苦八苦している。

そんな風に見えないとよく言われるが、私は人見知りな性格だ。
中学までは友達の作り方がよくわからなかったし、
移動教室の時はいつも一人だった。慣れない人には萎縮するし、
警戒心が強いので気を許すのに時間がかかる。
新しい仕事も、なかなか器用には覚えられないし。
でも今度の職場は優しそうな人ばかり。……だから怖いってのもあるけど、
とにかく、人にも仕事にも早く慣れよう。

次の予定としては来年の2月の終りの上演に向けてお芝居を書く。
今のところ、これまでの作品の書き直しになる予定だけど、
書くだけで演出しないのは初めてのことだ。
ある女優さんとの出会いがきっかけで進んだ話なのですが……
この件につきましては、また別の機会にお話します。
それから前からやっているネット小説の続き。
ドラマのプロットでは今回もまた役に立てなかった。

先日の公演が自主公演となったのは予想外のことだったけど、
こちらへ来て以来、表現する場が無かった私にはいい機会だったと思う。
書いても、挫折ばかりを繰り返してきたから、
小規模でも表現出来る場所は持っていた方がいいと思う。
次回公演を頭に入れつつ、来年の予定を考えて行こう。

しかし気づけば、あっという間に今年も終わりなのですねぇ。




房ちゃんとタイ料理店

2008-11-23 00:59:13 | Weblog
房ちゃんが東京へ来ていると、連絡をくれた。
房ちゃんは、京都でアルバイトをしていた洋食店のバイト仲間で、
現在は看護学校の三年生。
その時はまだ入学したばかりだった彼女も、ついに来年卒業だという。
時が経つのは本当に早い。
延べ一年近い病院での実習を終え、房ちゃんは前よりすっかり落ち着いていた。
様々な経験を経て、ずいぶん大人になられたのだろう。

かなりお姉さんの私はというと、
二年ぶりに京都の友人が訪ねて来てくれたにもかかわらず、
彼女が来るギリギリまでワンピースの新刊に夢中で
行くお店も何も、全く考えていなかったというのに。

重い荷物を持ちながら、行くあてもなく銀座の街をぶらついて、
西大路七条の南角の京都銀行が新しく建て変わったこと、
友達のYちゃんが相変わらず彼氏とうまくいっていること、
新米コックだったO君がこの夏からフライパンを振り始めたこと、
西院の街がグッと賑やかになったことを教えてくれた。

私がお芝居を辞めていたら「どうしようか」と思っていたそうだ。
続けていて良かった。
「人、多いなあ」と言う彼女に、
「週末の銀座だからね」と偉そうに答えた。

結局変なタイ料理店にたどり着いて、
変なお店だったけど、房ちゃんはとても喜んでくれている様だった。
何だか初めて行った気がしない、懐かしい感じがした。

研修

2008-11-19 00:19:01 | Weblog
今日は新しい職場の研修。
現実が戻ってきた。
しかし……今年はいったい何度職場を変えているのか。
あまりの忙しさのために何も考えることなく、
二つ返事で引き受けた派遣の仕事。
まあいい。もともと何も考えずに引き受けたのだから、
このまま何も考えず働いてみよう。

朝から夕方までみっちり研修。
お客と販売員という設定で即興劇をやらされる。
つまりロープレ、日常にお芝居って溢れているものですね。
つい先日まで役者さん相手にダメだしをしていたのに、
今日は講師の先生から何度もダメを出される。
……とても謙虚な気持ちになる。

明日はいろいろ借りていたものを返しに行って、
明後日は楽しみにしていたコントを見に行き、
それから新しい仕事が始まる。

仕事も始まるけど、そろそろ書くことも始めないといけない。

蜜男

2008-11-18 02:20:22 | Weblog
荷物でごった返した部屋を片付け、ついでにずっとできなかった部屋の模様替えを
夏から冬バージョンに変え、ようやく普段の生活が戻ってきた。
今回は裏方の仕事をほとんど一人でやっていたので、今までで一番大変だったし、
今までどれほど周りの人々に支えられていたかが身にしみる公演となった。
もちろん、今回も関西にいる友人に夜な夜な電話し、
いろいろご迷惑をかけたんですけど。

この二年、私は本ばかり書いていたので、演出の感覚がつかめず、
キャストのみなさんには、私のわかりにくい演出をよく汲みとって貰えたと
とても感謝している。
とココで書いても、キャスト三人の誰もこのブログを読んではいない……。

思った以上にお客様にもお集りいただき、
一時は上演中止を考えていたことを思えば、とにかく上演できて良かったと思う。
今は達成感などより疲労感の方が強いけど、「またやって欲しい」と言って下さる
お客様の温かい言葉に、少しずつ次の公演の事も考えようという気持になってきた。
次の公演というより今後の方向性。
でもやっぱりお芝居は楽しい。



ありがとうございました。

2008-11-17 03:40:14 | Weblog
皆様のおかげを持ちまして、無事に公演を終える事ができました。
本当にありがとうございました。
心配症の私としては、様々な心配事から解放されて、
とにかくホッとしています。

詳細が決定してから二週間しかなかったのに、
お足もとの悪い中、たくさんのお客様に足をお運びいただき、
感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


滝本祥生



申し訳ありません。

2008-11-16 03:04:45 | Weblog
本番前日に、後ろ向きなタイトルですみません。
只今どの回も満席の状態で、ご予約を受けられない状態です。

これは、もともとある企画に参加するために書いた40分ほどの
ショートストーリー。
しかしその企画が頓挫し、急遽カフェをお借りして上演する運びとなりました。
そのため公演日数は一日、公演回数は三回にしてみたものの、
もともと客席数が少なかったために、限られたお客様にしか
ご入場していただくことしか出来なくなってしまいました。
当日に来ようとお考えくださっていた皆様、ご予約をお断りさせていただいた皆様、
大変申し訳ありません。
またこんな機会がありましたら是非足をお運びいただきたく、
長い目で見守っていただけましたら幸いです。

最初にも言いました通り本番前日。
明日に備えて、今日の稽古は本番さながらの通し稽古三回半。
短い期間でしたが、たった4人で走ってきた私たちですので、
明日の本番三回目まで、息切れしない様に頑張ります!



秘密

2008-11-15 02:01:48 | Weblog
この写真を撮った数秒後、
私たちは大門さんの秘密を知り
共有することになる。
しかし、その内容は書けない。
書けば私たちの秘密ではなくなってしまう。
そもそも秘密なんて持たない方がいいのかもしれない。
嘘や疑惑の始まり。でも、時には人の心を繋げることもある。
彼女のことを知り、
私たちの距離はまた少し近づいたように思えたからだ。


そして本番も明後日に近づいています。
16:00の回は若干お席がございます。
ご予約はお早めに……!

本日の午後の予定。

2008-11-14 02:29:27 | Weblog
左より、大門さんは稽古をするため大林さんと待ち合わせ。
稽古の場所が無い為、仕方なくカラオケ店で集合、セリフを回す約束。
しかし、その待ち合わせに珍しく一時間遅刻してしまう。

中央、正木さんは何かのドラマの撮影で代官山にて
「整形前の死体」の役を演じる。人物の背景を聞いたが複雑で覚えられなかった。
撮影が押して、予定より数時間遅く撮影が終了する。

右、大林さんはセリフを回そうと待ち合わせのカラオケ店で大門さんを待つ。
しかし彼女は現れず、やがて一時間遅れるとの連絡。
仕方なく一時間、一人でカラオケを楽しむ。

私は相変わらず、新宿の百貨店で仕事。

それぞれの午後を経て稽古場へ集まる。
それもあと少し。いろんなことがあと少し。
あと少し、気を抜かずなんとかやり過ごさなくては。