B.LET'S 

「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

もっともな意見

2008-08-24 23:30:56 | Weblog
ブログをアップするためにいろいろ書いては書き直してみるけれど、
どれも言い訳みたいになってしまう……。

今週はあんまり何も進んでいない。

バイトの休みがなかった上に、飲み会が続いてゆっくり眠れなかった。
飲み会といっても、知り合いの先生方や先輩方から貴重なお話が聞ける、
勉強の場でもあります。

進んだのは、いくつか出していたネット小説用のプロットが決まったこと。
担当の方はみんな女性で、
ずっと女性と仕事がしたいと思っていたので、これはとても嬉しい。
出したプロットも全部とても誉めて貰えたので、これも嬉しかった。
滅多にないことだ。
小説など書いたことがないけれど、「楽しみにしてます」と
皆さんに言ってもらえて、嬉しいので頑張ろうと思う。

その打ち合わせには、最近変えたばかりの新しいメガネをかけて行った。
私はもう十年以上同じ、子供っぽいピンクのメガネをかけていた。
緊張するといつもヘラヘラ笑ってしまうので、
「緊張する席にもかけられる、キリッと見えるメガネ」がずっと欲しかったのだ。

新しい眼鏡を買った日、
たまたま約束をしていた前の職場の後輩の前多さんに、
「賢そうに見えるでしょ。どう? どう?」
と、自慢すると、
「賢そうに見えるかどうかより中身でしょ」
と、普通に言われた。
後輩のくせに生意気だと思ったけど、
もっともな意見だった。



人それぞれ

2008-08-20 02:45:18 | Weblog
この間、普通に働いていると職場に垣脇さんと金替さんが突然現れた。
その後二人に呼ばれて下北沢に行くと、本郷さんもいた。みんなMONOの人だ。
人だらけの東京で、その中でも知り合いは極少数、
絶対に知ってる人に会うわけはないと思い込んでいる毎日の中で、
突然知ってる顔が目の前に現れるとホントにビックリする。

しかし、この二人が職場に現れたのはこれが初めてのことではない。
もうずいぶん前、京都の観光地のガラス工房でアルバイトをしていた時も、
二人は突然現れた。

そのガラス工房では、いつも超ミニのスカートを履いたギャル風の女の子が
見よう見まねでガラス細工を作っていて、
何も知らずに買っていく観光客の皆さんに何だか申し訳ない気持ちになった。
私には困った顔をして笑う友達ができ、
オーナーのセクハラでバイトの女の子が次々と辞めていった。
しかしそれぞれが仕事を辞める月は、少し時給を上乗せしてくれる男気もある人だった。

そのオーナーは、なぜかその日も男気を見せ、
バイトの終りに発泡スチロールいっぱいの生牡蠣を渡してくれた。
一人暮らしの私にはとうてい食べきれない量、
でも生だし早く食べなくてはいけないと、
たまたまガラス工房にやってきていた垣脇さんと金替さんに手伝ってもらい、
三人で必死で食べた。
公演の時にもらったお酒で片っぱしから牡蠣を酒蒸しにした。

記憶の中で大袈裟になっているのかもしれないけど、
おいしかったかどうかより、必死だった思い出しか私にはない。
その後二日くらいは胃がもたれて御飯が食べられなかったし、
あれ以来、牡蠣は食べたいとは思わない。

でも、その話を金替さんにすると、
「ああ、あれうまかったねえ……」と目を細めていた。

思い出は人それぞれだ。

読み合わせ

2008-08-18 00:26:28 | Weblog
今日は急に寒くなって、膝掛け代わりのタオルケットが離せない。
真夏なのにな。

先日、台本の読み合わせを行った。
と言っても、私と友人の二人きり。
しかも居酒屋の片隅の少し区切られた狭いスペースで。

上演するのは30分の二人芝居、相手役がまだはっきりしないので私が代役をやる。
友人といえども最初に台本を見せる時はとても緊張する。
考えてみれば、セリフを声に出して読んでもらうのは2年ぶりだ。
ああ、いったい今まで何をしていたのだろうと突然後悔する。
そりゃあ別にさぼっていたつもりはないけれど、
いくら毎日机に向っていても、書いたものが誰かの体を通らないと
お芝居は成立しないのに。
悔やんでもしかたない、でも自己否定と自己嫌悪は私の趣味みたいなものだ。

とりあえず初めてだし、お店だし、小さな声でボソボソとセリフを回していたけれど、
いつの間にか声が大きくなり、最後の方では店員さんも振り返っていた。
営業妨害だったのかもしれない。
役者さんは最初のお客さま、読み終わったときの友人の笑顔にとりあえずホッとした。

最近進行していた2,3の企画が立ち消えとなり、ガッカリした事もあったけど、
今、進行している企画をとにかく頑張ろうという気持ちになった。
誰に怒られるとか、嫌われるとかばかり気にして仕事をしていたと気づき、
急にどうでも良くなった。
自分で何とかすればいいのだ。

大きな劇団に所属するその友人は、芝居に出たいのに、
役やセリフがなかなか回って来ないという。
「いっぱいセリフがある」と喜ぶ友人の健気な言葉に、
「出番が無いなら自分で企画書書いて自分で出番作って、
 芝居やらなきゃ」
と勢いよく言ってみたものの、あっという間に自分に返ってきた。

今回は、短いけど友人のために書いたつもりもあるので、
そういう気持ちが少しでも伝わればいいなと思う。














昨日書いた日記

2008-08-06 00:55:24 | Weblog
今日は日本中雨が凄かったらしいけど、東京もひどい雷雨だった。

そのためにJRが止まってしまった。
雨も凄いけど駅に溢れる人も凄い。
電車は遅れるし、どれも満員だし、
その満員さは、もう身動きとれないほどの満員さで、
ちょっとしたパニックになっていた。
JRはいつもすぐに止まってしまう。

最近、小説用のプロットを書く機会があって、
幾つか書いてみたら、なぜかいつもより書き易いので、
その理由を考えてみると、
結末まで書かなくてもいいからだった。

ドラマの企画書を書くときはいつも結末まで書く。
それはいつか学校で習ったからで、

でも小説だからと気楽に書いてみたら、
いつもよりなぜか自由だった。
せっかくなのでこのいくつかを、
結末をつけてドラマの企画書に書き直そうと思う。

あれもこれもやろうとして、
全部できるのか、急に不安になってみたり、
もっとやれよと焦ってみたり。
けれど私に必要なのは、いつも後者の方だ。

夏休みもそろそろ半ば。
夏休み中に宿題を終えたことのなかった私が
今になって机に向かっていて、

とにかくプロットを書かないと。







東京の夏

2008-08-05 02:27:40 | Weblog
「ここの夏って涼しいですねぇ、
これに比べりゃ京都は暑かったですよぉ」
などと東京の友人に得意げに話していたけれど、
やっぱり、夏はどこでも暑い。

考えてみたら一番暑い昼間、寒いくらい冷房のきいている
新しい職場で働いているので、
私はこの夏の本当の暑さを知らなかった。

今日は休みで一日中家にいたら、暑くてもうびっくりした。
温暖化防止にと、クーラーをつけずに我慢してみたものの、
一日中、換気扇と扇風機をつけっぱなしでは全く地球に優しくない。


暑くなると、変な人が多くなるそうだ。
再び接客の仕事を始めた私が最近出会ったのは電動車椅子に乗ったチカンだ。
その人は本当に体が不自由でチカンだった。
仕事場には若い女の子が多いので、お客のフリして普通に盗撮してたり、
ああ、全く世の中どうなってるの? と思って上司に報告してみたら、
「お客様にはいろいろいるから気をつけてね」と笑っていた。

ならばせめてズボンをはかしてください、と思う。
いまの職場はズボン禁止、もしズボンが履けたとしても
スカートを好む従業員もいるかもしれないが、選択する自由はあって欲しい。
なので今ズボン着用を交渉している。

……問題は笑っている上司にあると思っていて、
それはズボンを履かせてくれないからというわけではなく
他人の気持ちを想像しようとしないからで、
変な人や変なことが増える原因は、
そういう所にあるんじゃないのかなと思うからだ。
何も夏の暑さのせいだけじゃないと。


そう、夏の暑さの話だった。

でも湿気の少ない東京の夏の夜は本当に過ごしやすくて
時々、涼しくてびっくりします。