先日は石川理恵ちゃんが出演されているお芝居を見に亀有へ。
亀有は「こち亀」で有名。
子供の頃から読んでいたけど正式なタイトルが思い出せない…
駅前には両さんが立っていました。
見に行ったお芝居は「ゴジラ」。
20年ほど前に岸田戯曲賞を受賞された作品で、
ばかばかしいのに泣ける、そして何となく80年代の雰囲気がする作品。
ウチの公演では見ることのできないダンスの才能を発揮されて、
いつもと同じなのに違う理恵ちゃんの姿と、劇中の様々な台詞に感動…
次回公演も出演してくれる彼女のお芝居を見ながら、
「滝本さんこのひと月、何も進んでないじゃないですか~」と
叱られている様な気分になった。
数日前、お隣の駅にある座・高円寺という劇場へ
先日お亡くなりになった「つかこうへいさんとその仕事について語り合う」
というシンポジウムを見に行ってきた。
ご近所だからと気軽な気持ちで出かけたら
つかさんへの様々な思いを持った多くの人々が集い、
中には知っている人もいらして、
私なぞがいるのは申し訳ない様な気持ちになりつつ参加。
舞台上では作品についてのかなりマニアックな話が繰り広げられ、
途中戯曲のリーディングもありとても面白かった。
私は、残念ながらつかさんのお芝居を見たことがなく、
いくつかの映画と小説を読んだことがあるだけ。
もっともっと見ておけばよかった。
二時間のシンポジウムの最後、
何度もつかさんのお芝居に出演された女優さんが読まれた数行のセリフ、
たった数行のセリフにいっぺんで胸を打たれ、
誰も書けない強い強いセリフに
どうして今ここにこんなにも人が集っているのか
ようやく理解することが出来た。
先日お亡くなりになった「つかこうへいさんとその仕事について語り合う」
というシンポジウムを見に行ってきた。
ご近所だからと気軽な気持ちで出かけたら
つかさんへの様々な思いを持った多くの人々が集い、
中には知っている人もいらして、
私なぞがいるのは申し訳ない様な気持ちになりつつ参加。
舞台上では作品についてのかなりマニアックな話が繰り広げられ、
途中戯曲のリーディングもありとても面白かった。
私は、残念ながらつかさんのお芝居を見たことがなく、
いくつかの映画と小説を読んだことがあるだけ。
もっともっと見ておけばよかった。
二時間のシンポジウムの最後、
何度もつかさんのお芝居に出演された女優さんが読まれた数行のセリフ、
たった数行のセリフにいっぺんで胸を打たれ、
誰も書けない強い強いセリフに
どうして今ここにこんなにも人が集っているのか
ようやく理解することが出来た。
次回公演は来年の1月の初めです。
目下準備中で、
役者さんに出演依頼をしながら、
予算を組みつつ、台本を考え中。
台本の無い状況で出演依頼をするのも大変だけど、
話を聞く方はもっと大変で、
それでも引き受けてもらえるのだから
本当にありがたく、
そういった気持ちも全部含めて、
少しでも台本で返せればと、日々考え中。
そんなにたくさん書いてはいないけど、
今までに何作かは書いたはずで、
なのにまた最初から書こうとすると
前はどうやって書いていたのかさっぱりわからなくなる。
漠然と思い浮かぶ言葉とシーンの断片を
繋げて話にできるように試行錯誤しています。
だから次回公演は来年1月の初めです。
まだまだじゃありません、
すぐです、
がんばります。
目下準備中で、
役者さんに出演依頼をしながら、
予算を組みつつ、台本を考え中。
台本の無い状況で出演依頼をするのも大変だけど、
話を聞く方はもっと大変で、
それでも引き受けてもらえるのだから
本当にありがたく、
そういった気持ちも全部含めて、
少しでも台本で返せればと、日々考え中。
そんなにたくさん書いてはいないけど、
今までに何作かは書いたはずで、
なのにまた最初から書こうとすると
前はどうやって書いていたのかさっぱりわからなくなる。
漠然と思い浮かぶ言葉とシーンの断片を
繋げて話にできるように試行錯誤しています。
だから次回公演は来年1月の初めです。
まだまだじゃありません、
すぐです、
がんばります。
東京には川が少ない。
私の家の周りが少ないだけかもしれないけれど、
水の流れが豊富な街に育った私にとっては少なく感じる。
鴨川に高瀬川に桂川、疏水に琵琶湖、
昔はよく水の流れを見ながらぼんやりしていた。
でもこちらへ来てからは川を眺めることも無くなり、
東京へ来た当時は水辺がないことをとてもストレスに感じた。
だから先日の仕事の休みの日、思い立って東京近郊の湖に行ってみた。
近場で乗り換えが少なく駅から近い湖。
適当に行った先は「相模湖」だった。
駅の風景を見てようやく思い出したけれど、
相模湖へ来たのは2回目だった。
2年くらい前にも急に思い立って湖に出かけたことがあった。
その時も何も決めずに出かけたので
どこの湖だったか、どこの駅だったかすっかり忘れていた。
春の初めで、物陰にはまだ雪が残っていた。
せっかくなら違う湖にすれば良かったと思いながら、
いまさら別の湖へ移動する気にもなれず相模湖へ。
湖を見ながら前に来た時の記憶がいろいろとよみがえってきた。
その時はもうとにかく落ち込んでいて、
前を向くことも後ろを見ることもできずに、
でも右にも左にも誰もいなくて、
湖畔で途方に暮れていた。
なんだか途方に暮れるという表現がぴったりの気分だった。
今となってはひとりよがりだったと思えるけど、
あの時の心境を思い出して、
少しはマシな気持ちで同じ湖畔に立てて良かったと思った。
あの時と別に何が変わったわけではないけれど、
あの時ほど落ち込んではいない、それはそれだけで
とても幸せなことだと思う。
で、またがんばらなくっちゃと思った。
私の家の周りが少ないだけかもしれないけれど、
水の流れが豊富な街に育った私にとっては少なく感じる。
鴨川に高瀬川に桂川、疏水に琵琶湖、
昔はよく水の流れを見ながらぼんやりしていた。
でもこちらへ来てからは川を眺めることも無くなり、
東京へ来た当時は水辺がないことをとてもストレスに感じた。
だから先日の仕事の休みの日、思い立って東京近郊の湖に行ってみた。
近場で乗り換えが少なく駅から近い湖。
適当に行った先は「相模湖」だった。
駅の風景を見てようやく思い出したけれど、
相模湖へ来たのは2回目だった。
2年くらい前にも急に思い立って湖に出かけたことがあった。
その時も何も決めずに出かけたので
どこの湖だったか、どこの駅だったかすっかり忘れていた。
春の初めで、物陰にはまだ雪が残っていた。
せっかくなら違う湖にすれば良かったと思いながら、
いまさら別の湖へ移動する気にもなれず相模湖へ。
湖を見ながら前に来た時の記憶がいろいろとよみがえってきた。
その時はもうとにかく落ち込んでいて、
前を向くことも後ろを見ることもできずに、
でも右にも左にも誰もいなくて、
湖畔で途方に暮れていた。
なんだか途方に暮れるという表現がぴったりの気分だった。
今となってはひとりよがりだったと思えるけど、
あの時の心境を思い出して、
少しはマシな気持ちで同じ湖畔に立てて良かったと思った。
あの時と別に何が変わったわけではないけれど、
あの時ほど落ち込んではいない、それはそれだけで
とても幸せなことだと思う。
で、またがんばらなくっちゃと思った。
新宿の地下道に貼ってあった遊園地のポスターを見て、
急に遊園地へ行きたくなった。
あまり好きではないはずなのに。
遊園地の、楽しさを押し付けられている感じが、
どうも好きになれない。
絶叫マシーンなんて暴力だと思う。
でもポスターの人々があまりに楽しそうで羨ましかった。
どうしてかと考えてみたら、
最近は次回公演のプロットを考えていて、
現実逃避したかったんだと思う。
もちろん遊園地には行かない。
プロットは遊園地にないし、
ほんとに楽しいことは遊園地にはないはず、
もっともっと悩まないといけない。
急に遊園地へ行きたくなった。
あまり好きではないはずなのに。
遊園地の、楽しさを押し付けられている感じが、
どうも好きになれない。
絶叫マシーンなんて暴力だと思う。
でもポスターの人々があまりに楽しそうで羨ましかった。
どうしてかと考えてみたら、
最近は次回公演のプロットを考えていて、
現実逃避したかったんだと思う。
もちろん遊園地には行かない。
プロットは遊園地にないし、
ほんとに楽しいことは遊園地にはないはず、
もっともっと悩まないといけない。
「本を読む男」舞台写真をアップしました。
お忙しい中、HPに写真をアップしてくれた木村さんは、
4月も滋賀県から公演を見に来てくれました。
実はひとつきほど前にも木村さんは阿佐ヶ谷にやって来て。
そんな彼女をもてなそうと、
阿佐ヶ谷に来た人はだいたい私に連れて行かれるパンダカフェへ。
ここでカフェオレを頼むと ↓こんな感じにミルクの上にパンダの顔を書いてくれます。
それを見せたくてここへ連れて来てると言ってもいいので、
「パンダ書いてくれる、かわいい、おいしい、かわいい、かわいい」
と大袈裟目にお勧めしたのに、
木村さんは気にも留めず紅茶を注文していました。
もちろん何を頼もうと自由、
でもどうしても見てほしいので私がカフェオレを注文しました。
運ばれてきたパンダのカフェオレを見て、
木村さんは嬉しそうに写真をとっていました。
「だから言ったのに、だから言ったのに」と、
なんか腑に落ちないながらも喜んでもらえてよかったです。
なかなか思い通りにしてもらえませんが
いつもお世話になってます!
お忙しい中、HPに写真をアップしてくれた木村さんは、
4月も滋賀県から公演を見に来てくれました。
実はひとつきほど前にも木村さんは阿佐ヶ谷にやって来て。
そんな彼女をもてなそうと、
阿佐ヶ谷に来た人はだいたい私に連れて行かれるパンダカフェへ。
ここでカフェオレを頼むと ↓こんな感じにミルクの上にパンダの顔を書いてくれます。
それを見せたくてここへ連れて来てると言ってもいいので、
「パンダ書いてくれる、かわいい、おいしい、かわいい、かわいい」
と大袈裟目にお勧めしたのに、
木村さんは気にも留めず紅茶を注文していました。
もちろん何を頼もうと自由、
でもどうしても見てほしいので私がカフェオレを注文しました。
運ばれてきたパンダのカフェオレを見て、
木村さんは嬉しそうに写真をとっていました。
「だから言ったのに、だから言ったのに」と、
なんか腑に落ちないながらも喜んでもらえてよかったです。
なかなか思い通りにしてもらえませんが
いつもお世話になってます!
9月になったのでブログ再開。
あ、別に休止していたつもりはないのですが、
月初めに長期休暇を貰った分、後半仕事が詰まっていて、
そんなこんなで更新できませんでした、すみません。
仕事ばかりの毎日にはそれほど変化はなく。
晩夏の井の頭公園へ散歩に行ったくらいで…
先日は、突然友達が泊まりに来た。
私は彼女に「ねえさん」と呼ばれている。
10コも年下のそのコからしたら私は立派な「ねえさん」。
プライドが高く甘え下手でいちいち生意気な彼女にしては珍しく、
遅くに「どうしても会いたい」といい、
会ったら「泊まってもいいか」と聞き、
そんなことは初めてだったけど、
何かと断るのが苦手な私は「いいよ」と即答。
お泊まりセットを買いに立ち寄ったローソンで、
いつもみたいにどうでもいい話で笑っていたら、
実は今日は「泣いちゃいそうだった」らしい。
私と会って「なんか安堵した」そうだ。……良かった。
「修学旅行みたいだね」と、
さっきは泣いちゃいそうだったクセにお布団を引きながら楽しそうだった。
職場の人間関係と、まだ好きなカレのことでいっぱいだったらしい。
「私のこと、大事にしてくれる人にいつ会えるのかなー」
という彼女がとても愛おしく思えて黙っていたら、
「ねえさんもだよ」と言って眠ってしまった。
仕事から帰ってくると「また来る」とメッセージが残されていた。
その日は眠くて仕事にならなかったけど、
安堵したのは私の方だったなと思った。