公演が終わって、8月になって、もうすぐお盆。
夏も本番で、地元の京都にも台風が近づいて、通り過ぎて。そのせいか、いつもよりきれいな夕焼けが見えたと、家族が写真を送ってくれた。
先日、友人が書かれたドラマが放送されたのに、録画に失敗して見ることが出来なかった。
脚本家で映画監督の中澤香織さん脚本「ふたりのキャンバス」。
見逃し配信でようやく見ることが出来たその夜に、作者の中澤さんと、たまたまご飯を食べた。
私が見逃したと騒いでいたので、わざわざDVDを持って来てくださった。その時点で、私はもう見ていたけれどDVDはもちろん、台本も読ませて欲しいとお願いをした。それくらい面白かったから。
まず女子高生が主人公ってだけでも好きな世界なのに、どのセリフもみずみずしく繊細で、演出も丁寧。クセある登場人物の皆が、複雑な心境を抱えているところもリアルだった。
原爆や戦争の捉え方についての距離感にも共感し、その上でラストの絵を見ると、そこで描かれた原爆や戦争がとてもリアルに感じられた。そして、それを描いた高校生の気持ちや、被爆者の方気持ちまで、見えたような気がした。
そんな、現代と過去を繋ぐドラマだった。
と言う様なことをご本人にも話したけど、興奮して伝えられていなかった気持ちがするので、改めて書きました。
見逃し配信中で、NHKオンデマンドで見られます。一度購入すると、その日は何度でも再生出来ますよ。
少し久しぶりの更新となってしまいましたが。
7月半ばに公演が終わって、後片付けが終わって、日常が戻り。
お芝居へ行ったり、10月のちょっとした企画の準備をしたり。
そのちょっとした企画を一緒にやる山本麻貴さんと、劇団員の大田さんにお手伝いいただいて、ショートフィルムを作ったり、
最近はしていました。
もうすぐお盆。
京都へ帰って、久しぶりに大文字の送り火を見ようと思います。