B.LET'S 

「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

初通し

2009-03-31 01:45:14 | Weblog

無理やり通してみる。
まだ台本を持っているし、動きもままならない。
でも、通す。
初めて通す。

通してみてわかったことは、役者さんは大変、
だけど面白い人たちばかりだということだ。
やはり箱の中は5人でなく、4人にしておいて良かった。

ともかく、本番まで出来る限り通したい。
明日は衣装合わせ。
少しずつ本番の実感が湧いてきた。


◎お芝居の後のアフタートークを企画しました!
映画監督で友人の清水崇さんを招いて、創作活動についてお話をします。
こちら →△

皆さまのご来場お待ちしております!


 


ゲスト 

2009-03-29 23:04:43 | Weblog
土日は昼夜稽古。
いつもより長い時間稽古しているはずなのに、いつもより短く感じる。

それは、脚本家で劇作家の高谷信之先生が稽古を見学に来て下さったからだろう。
高谷先生は劇団ギルドの代表。
永島さんの所属されている劇団だ。

稽古場にはまだ初日の顔合わせ以来、スタッフさんも来られたことがなく、
稽古が始まって以来の初ゲスト。

ただでさえ緊張するのに、
以前、高谷先生に厳しいダメだしをいただいたこともある私は、
もう逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。
しかし稽古場にはもちろん逃げる場所も、隠れる場所もなく、
役者さんにすがる様な気持ちで稽古を進める。

しかし高谷先生は思いのほか終始笑顔で、
いえ、普段からとても気さくで優しい方なのですけれど、
アイデアや疑問点を足して下さり、
「また来るよ!」と言って帰って行かれた。

みんなホッとひと安心。先生の様子を見て、
この調子でいいんだなーと思うことができたからだ。

吉祥寺の夜桜

2009-03-28 00:22:01 | Weblog
今日の稽古場は吉祥寺で、
古びた、とても風情のある建物だった。

その庭に咲いていた早咲きの桜が、降りだした雨に濡れていて、
小雨にも構わず、一所懸命写真を撮る永島さんをバックに記念撮影。

桜は咲いても夜は嘘みたいに寒い。

稽古を離れると不安ばかりがつのるが、
その反面、稽古場は笑い声がたえない。
それが本当かどうかは、キチンと見極めていなければ。


週末の吉祥寺駅周辺はかなりの人波で、
その中に「まことちゃんハウス」で有名な
楳図かずおさんの姿を見付けた正木さんは、
その後ろ姿に向って、
盛んに「グワシ、グワシ」と呟いていた。










ラスト

2009-03-27 02:03:41 | Weblog
ラストシーンの読み合わせ中。
自分では、これでようやく台本から離れられたつもりだ。

切ったり貼ったり変えたり、迷い続けた私のことを
根気強く待ってくれた役者の皆さんに感謝しなければ。

前半にセリフの多い永島さんは役作りも落ち着いてきて、
しかし突然セリフの増えた石川さんは戸惑い、
全体的にセリフの多い大林さんは困惑気味、
都合で稽古に参加できなかった正木さんはまだままならず、
つまり、みんな休む暇が無いほどセリフが多い。

「申し訳ないなあ」と思いながら、
セリフの言い間違いは、細かくダメを出すのだから矛盾している。

申し訳ないけど台本の遅れは役者さんに取り戻してもらうしかなく、
私は次にできることを、できるだけやらないと

散漫

2009-03-26 04:30:06 | Weblog
最近の私はいろいろなことが散漫になっていて、
稽古もしなければならないし、
台本も決めなくてはならない箇所が残っていて、
なのに宣伝が間に合っていないと焦り、
この日は呼ばれもしない賞の授賞式へ行って来た。

放送作家協会のラジオドラマの授賞式。
知り合いの先生方も多いので、スピーチの合間合間に、
受賞者の方や最終選考に残った応募者の皆さんに
せっせとチラシを配る。

中には公演のことを知っていてくださった方もいらして、
このHPを見てくださっている方もいらして、
先生方にも励まして頂き、とても嬉しかった。
後はとにかく、少しでもお客様を増やせるように頑張るのみだ。
温かいお言葉をかけてくださった皆様、
どうぞ会場へ足をお運びくださいませ。

その間、役者さんは四人で稽古をしている。
台本も遅れたし、決まってないセリフもある。
ともかく頑張ろう。



全員集合

2009-03-24 01:20:27 | Weblog
都合により、稽古をお休みしていた
正木さんが久しぶりに戻ってきた。

女性ばかりでいつも華やかな稽古場だが、
一人増えるだけでいっそう華やか。

皆、正木さんが戻ってきたことが嬉しかったのか、
心なしかいつもよりはしゃいでいるように見えた(写真)。

しかし永島さんは内心、
しぶしぶポーズをとっているに違いない(写真右ピンクの服)。

「箱の中の4人」というタイトル通り、
4人が揃わないと、どうしても稽古が進まない。

先週までは正木さんの代わりに
私が4人目の女の代役を演じていたのだけれど、
今日からお役御免……ちょっとさびしい。
箱の中の5人にすれば良かったと、少し悔やんでいる。



三寒四温

2009-03-20 23:45:41 | Weblog
昨日は暑かったのに今日は寒い。
稽古場へ通うみんなの服装も、
生地が薄くなったり、丈が短くなったり、色が明るくなったり、
冬の終りを感じる。
大林さんから早咲きの桜の写真を貰った。

最近の私は、職場でもぼんやりしているそうで、
「大丈夫ですか?」と同僚に心配されることもしばしば。
ボーっとしている原因のほとんどは台本のことを考えているからで、
時々、自分が何をしていたのかわからなくなって、同僚に迷惑をかけてしまう。
心配されるなんて筋違いだ。
大変申し訳ない。

職場で仕事をしながら考えている台本は、まだ書けていないけれども、
ほとんど終わりの方。
稽古場はそろそろ疲れがたまってきたけれども、
セリフも入ってきて、芝居らしくなってきた。
永島さんが、「稽古が楽しい」と言っていた。
私も楽しい。
初めて一緒にお芝居をするのに、
最近では、もうずっと前から一緒にいるみたいな感じがする。

後は少しでも多くのお客様に、お芝居を見てもらえることを祈るばかりです。
JR新宿駅から徒歩十分「サニーサイドシアター」です。
みなさま、ぜひぜひ劇場まで足をお運びください。

荻窪の毎日

2009-03-19 02:30:46 | Weblog
稽古場のほとんどは荻窪駅から約15分ほどの市の施設の一室で行っている。
私の家から自転車で30分ほどの場所。
今は働いているのも荻窪周辺なので、
三月になってから荻窪から出る機会がほとんどない。

住んでる場所は阿佐ヶ谷と荻窪のちょうど中間地点なのだが、
「どこに住んでいるの?」と聞かれると、
「阿佐ヶ谷」と答える。
「アサガヤ」という響きが好きだし、「オギクボ」という響きが好きじゃない。
たった四文字のなかに濁音が二文字も混じっている。
街並にも特徴がない。

でも、吉祥寺に住んでいる石川さんは快速電車で一駅、
中野に住んでいる正木さんも中央線で一本、
大林さんはどこへ行くのも自転車だから関係なく、
埼玉に住んでいる永島さんは少し遠いけど、新宿の職場からだと15分。
私は自転車で30分。
自転車で稽古場へ通えるなんてありがたいことだ。

しかしこのままでは四月の本番まで荻窪から一歩も出ない毎日が続く、
少し遠出もしてみたい……。

大林さん

2009-03-17 01:23:03 | Weblog
ようやく大林さんのご紹介です。


大林佳奈子です。
滝本さんのブログにお邪魔させて頂いております♪
今日は稽古お休みでした。

疲れをとってゆっくりと・・・なんて余裕は全くなく!
まだ覚えてないセリフの確認やらDM作りやら慌しい時間で
あっという間に時間が過ぎてしまいました。

もう3月も半ば、4月ももうすぐ、本番まで1ヶ月!
なんて考えながら道を歩いてたら・・・フライング咲き? のサクラ発見!
ちょっと得した気分♪ 

明日の稽古も頑張るゾ!!



そんな大林さんと共に、明日の稽古も頑張ります!




あるものでなんとか

2009-03-16 10:17:32 | Weblog
いつもそうだけれど、今回のお芝居もいろいろなことが最小限だ。
キャストも少ないし、スタッフさんも二人。
セットを作る予算もないので、
劇場の雰囲気をそのまま生かせればと思っている。

出来ればセットだって組みたいし、
必要なら派手な衣装だって着たいし、
きっかけだって増やしたいし、
そうすれば芝居の幅も広がるのかもしれないと思う。

しかしそれが出来ない以上、あるものでなんとかするしかない。
そして、そういう制限の中でお芝居を作るのも面白いと思う。

私たちが今できることが、お客様に伝わるように
あと一か月、稽古も台本も頑張ります。