「エピローグに栞を」、動画配信を5/14で終了しました。
ご覧いただいた皆さま、ありがとうございました。
今回の配信は、友人の脚本家で映画監督の中澤香織さんがご自身の映画作品「ニナ」を配信されていたことに触発されて、私も何かしたいと企画したことだった。
配信するにあたり、出演者の皆さんそれぞれに承諾してもらい、この世にはもういなくて承諾の取れない深水三章さんの代わりに、所属事務所の社長さんに連絡をしたところ快諾をしてくださり、
すると配信開始がたまたま深水さんのお誕生日(多分73回目の)と重なって、深水さんのファンの方にも喜んでいただき、思いもよらない反応も嬉しかった。
前のブログにも書いたけど、私の父と深水さんが亡くなったのは同じ年(2017年)で、父の方が深水さんより10 歳くらい年上で。
比べるのもおかしいけれど、俳優さんが作品の中で生き続けるっていうのは、本当だなと思った。
父にはこんなに明確に、生きていた記録がない。
知人の70代の方からも、「見たよ」と連絡をくださり、その方は今まで5度の脳梗塞を患われ、6度目の脳梗塞で入院されていたことを知っていたので心配をしていた。
わざわざ連絡をもらったことも、お元気な様子が知れたことも、嬉しかった。
今回の配信をFBで見つけたのは、5ヶ月の入院生活を経て退院されたばかりの時だったという。
コロナ渦で無事に退院できたこと、6度目の脳梗塞でも生還できたことで、今、さらに生きることに前向きだという。
めちゃくちゃカッコいい。
私にも「滝本さんらしい作品だった、がんばって」と言ってもらって。
人は人を励ますのだと、
自分がどんなに大変な時でも。
当たり前のことかもしれないけれど。
でも、人に与えてもらってばかりの私には、とても当たり前のこととは思えない。
感染症が流行する中で、今後の活動やいろいろを逡巡しながら、さまざまな理由をつけてやってみた無料配信だったけど、
お陰で出演者の方に久しぶりに連絡を取ったり、いろんな方から感想をもらったりして、勇気づけられたのは私で。結局得ばかりだった。
あとひとつ、どうしても気になっているのは、今回のYouTube配信を見てもらった方の中に、B.LET'SのYouTubeチャンネルを登録してくださった方が何人かいらして。
とても嬉しいことだけど、作品の配信が終わった今となっては…私が時々アップする、上のよく分からない「ブログを書いている動画」が配信されるだけのチャンネルになってしまい。
申し訳ない気持ちでいっぱいでいます。
…長い目で見ていただけると幸いです。