８月が終わります。

今日は稽古が休み。

私の台本もあと数ページ。これでも前回公演より早いのですが……だからって遅いことには変わりません。

昨日の稽古場日記で土田有希ちゃんもお話しされていましたが、昨日はラジオの収録がありました。

FMうらやす「舞台の花道」　放送日は９月になってから。
パーソナリティーの小山直樹さん、役者さんでもあります！　

前回公演時も取り上げていただいたのですが、そのときは私は余裕が無く、全く参加できずじまい。

今回は小山さんとプロデューサーの松本さんに、わざわざ稽古場に足をお運びいただいて全員参加。
本当にありがとうございました。

私も含め、今回の出演者におしゃべりの上手い方がいないので（たぶん）、終わったとたん反省ばかりでしたが、稽古場の雰囲気は伝わるのでは無いかと思います。全員での収録は初めてでとても楽しかったです。

改めてご連絡させていただきますので良かったら聞いてくださいー！

昨日、役者さんに４場の台本をお渡しして、ようやく役の全貌が見え、うーんと唸ったり、頭を抱えたりされていました。

この間に私はラストシーンを書き、台本の全体を整えなければなりません。

気持ちを伝えることが苦手な私は、書いてみてようやく自分の中にこういう気持ちが隠れていたことを知り言いたかったことを知ります。

とてもひとことでは言い表せないそれらの事柄を、ぜひ劇場まで見に来ていただけたら幸いです。

８月もそろそろ終わりです。

 

２つの嘘

お盆休みも終わり昨日から稽古再開。→稽古場ブログ

お盆休み中に私は２つの嘘をつきました。

１つ目は先日稽古場へ来てくれた千代くんが司会をされているインターネットTVで宣伝をさせてもらったときのこと。
収録前に私は、「喋ることが苦手なこと、喋れないから台本を書いていること、何を喋っていいかわからない気持ち」を予め千代くんに相談し、一緒に出演する土田有希ちゃんに、「いっぱい喋ってほしい」とお願いしました。
しかし本番になったとたん私は１人でしゃべり始め、だって宣伝するために来たんだから宣伝しなくちゃ。土田さんには目配せをした程度、あっという間に収録が終わり、千代くんには「滝本さんって本当に嬉しそうに喋りますね！」と言われ恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。
喋れないのではなく、本当は聞いてほしくて仕方ないのです。

２つ目は、休み中に新しく出来たところまで台本を覚えたいという役者さんに、「台本書けたら郵送するから！」と言っていたことです。
休み中に書かれた２２ページ、約２５分ほどのシーンの台本は昨日まとめて役者さんの手に渡り、「じゃ、覚えてきてください」との言葉を付け加えました。

だけど信頼できる役者さんたちばかりですから、大丈夫！
初めて読むのに私が書いて行ったとおりに、それ以上に表現する役者さんたちの不思議。その人たちと一緒にお芝居が作れるしあわせ。
これは嘘ではありません。

本番まで一ヶ月を切りました。

リラックスしたり仕事したり

今日から稽古はお盆休みに入りました。

数日間のお盆休み

しかし聞くところによると里帰りする人は誰もいなくて、みんな普通にリラックスしたり仕事したり、過ごしているそうです。

だったら稽古してもいんじゃない？　って気もしますが、体調不良の方もいますので全体に休みが必要。それを目指して稽古がんばりましたっ。

そんな前半最後の稽古だった昨日、吉田雅人くんが稽古見学に来てくれました。(写真左)

吉田君は９回公演「中ノ嶋ライト」に出演してくれた役者さんで、システムエンジニアさんでもあります。

パソコンが壊れたと騒いでいた私は、その中にある取り出し損ねたデータをなんとかして取り出せないものかと、吉田君に相談したのです。

今までの台本などは私にとっては価値ある物ですので出来れば何とかしたかったのです。

私が何度やっても立ち上がらなかったパソコンは吉田君の手によってスルスルと立ち上がり、おかげで必要だったデータのほとんどを取り出すことが出来ました。

その様子に、年甲斐もなくパチパチと拍手し「ステキ」と言いました。

SEさんの頭脳ってまったく計り知れません。→その他のようすは稽古場日記で紹介中

 

 

 

 

その通りなんです。

明日の稽古が終わったら数日間のお盆休みが入るので、

お盆休みの間にある程度の衣装をそろえられるようにと、キャスト皆さんが話し合われていました。

「あ、だけど残り半分の台本をまだもらってないから揃えようがないですよねー」と、誰かが言っていました。

ああ……皮肉を言うのが得意な京都人の私が、皮肉を言われるなんて。

だけどその通りなんです。

今回は登場人物が少ない分、一人一人の負担が大きいのはわかりきったこと。

やっているのはセリフ芝居。一人ずつのセリフ量は大変なもので、なのに私のダメ出しは、

「台本の通りにやってください」

これらの中にはたくさんの矛盾点があります。

お盆休みが明けたらあっという間に本番一ヶ月前。

時間がないことも、わかりきっていることです。→稽古場ブログでキャスト紹介やっています「ずっと４時」

毎日やっています。

稽古は６時から。

ほぼ毎日やっています。

今回は5人だけなので、なにかとコンパクト。何度も出演してくれたことのある方たちばかりなので、稽古の進みも順調、話が早い、スムーズ、楽しい稽古場。

しかし困ったこともあって、それは台本がすぐに追いつかれることで。……もっともっとリードしなければ。

 

それから８／９の深夜にラジオドラマがあります。

23:50～24:00　　ニッポン放送　ＡＫＢラジオドラマ劇場 　　　

「名前のない花」　作・滝本祥生

出演：片山陽加・仲川遙香・渡辺麻友　（うちおふたり）

テーマは「自由研究」

良かったら聞いてください～

 

贅沢で幸運で怖いこと

今日は稽古を少し早く切り上げて劇場へ見学に行きましたー

シアター７１１は初めての劇場、何度か行ったことはあったけど、今日は役者さんや、舞台美術の寺岡さんや、音響の森内さんも一緒。なんだか心強いです。

元映画館でもあるこの劇場の小さくてアットホームな感じのする空間を、初めて見たときから好きになりました。

今回のお芝居の登場人物は５人。

これほど少人数での上演は久しぶりです。

劇場へ行って、５人で劇場を借りて上演出来ることが、とても贅沢で幸運で怖いことだと改めて感じました。

お芝居が出来ることは私にとっては決して当たり前のことではなく、とても特別なことですので、上演するに当たっていつもいろんなことを覚悟します。

お客様はもちろん、劇場さんも、スタッフさんも、役者さんも、誰に対しても、信用をなくすのはほんの一瞬。取り戻すには長い時間と労力が必要で、二度と取り戻せないこともあります。

ずっとお付合いしていきたいみなさんと、これからも一緒に公演ができるように。これってぜんぜんあたりまえのことじゃありませんから。

損得では計れない何かを補う、信頼とか情熱を持ち続けられる作品を、作りたいって改めて思います。

と、こんなことを言ってるとまた「真面目すぎる」って、誰かに言われそうですが…

新しい劇場へ行って、少し気持ちも新しくなりました。


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チケット販売と稽古場日記開始です

数日前、稽古中に誕生日をいわってもらいました。

去年も、その前も……このまま行くと来年もです。誕生日を祝ってほしいから秋に公演打つんじゃないかと知り合いに言われたほど。

この日、稽古をお休みしていた石川君は「恐縮です」というのが口癖ですが、まさにそんな気分。……ありがとうございました

 

さて、今日からチケット販売開始です！→チケット予約はこちらから

(チケットは予約のみとなりますのでご注意ください)

 

と、同時に稽古場日記もぼちぼち開始！→ずっと４時稽古場日記

台本は現在２場、台本も稽古もこれからが山場です

がんばらなくちゃ。

8/1(水) ラジオドラマのお知らせです

2012/8/1(水) 深夜のラジオドラマのお知らせです。

23:50～24:00　　ニッポン放送　ＡＫＢラジオドラマ劇場 　　　

「夏休みの目標」　作・滝本祥生

出演：高城亜紀・大家志津香・松井咲子　（うちおふたり）

 

今週のテーマは「夏休み」

自転車に乗って遊びに出かける子供たちを見て、
「あー夏休み始まったんだなー」と毎朝実感しています

おそい時間ですがよかったら聞いてください

※インターネットでも聴けます→コチラ（一部地域を除く）