平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

哀れなるものたち

2024年01月29日 23時59分23秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は、地元の映画館のレイトショーで「哀れなるものたち」を観ました。この映画は、アカデミー賞の
多くの部門にエントリーされていることもあって、結構前から予告が流れていました。伏見ミリオン座で
上映するような作品なので、地元で上映するなら地元で観ようか、多分そっちのほうが空いているしと
いうので今日観ることに。朝ネット予約した時は、自分一人だったので、まさかの貸切状態かと思って
行くと、本当に入った時は1人だったが、さすがに数名後から来たが、それでも片手で足りるくらい。
こんな話題作でも、少ない。


内容は、不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスターに
よって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望に
かられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカンに誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら
新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を
遂げていく。



見た目は若い女性だが、脳は幼児くらいから突然スタートするベラの人生。最初はそのアンマッチな
言動が突飛過ぎてインパクトが大きい。そんな彼女をゴットが育てていくんかと思ったら、あっさりと
ダンカンと旅へ。それをきっかけに色々な世界を知って、急速に成長し自我に目覚めていくベラの
描き方が凄い。あと、ファンタジーなので時代というか文明の設定が独特で映像的な美しさと人間世界が
やや過剰に描かれるのがマッチして独特な雰囲気。ベラを通じて自立する女性像が描かれている感じ。













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