平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

劇場版 再会長江

2024年04月14日 23時59分18秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日、伏見ミリオン座で観た2本目の映画は、「劇場版 再会長江」です。この映画は、
中国・南京在住でインフルエンサーとして活躍しながら、同国のリアルな社会や文化を
捉えたドキュメンタリー作品を手がける日本人監督の竹内亮が、大河・長江を題材に撮り
あげたドキュメンタリー映画なので、観ることにしました。中国でインフルエンサーに
なっている日本人がいるなんて、なんか意外です。


内容は、広大な中国大陸を横断するアジア最大の大河・長江。竹内監督は10年前にNHKの
番組で長江を撮影した際、北極・南極に次ぐ「地球第3の極地」と呼ばれるチベット高原に
ある「長江源流の最初の一滴」を撮影できなかったことを後悔していた。その後、日本から
中国南京市に移住した竹内監督は、2021年から2年をかけて長江6300キロをたどる旅に出る。
道中で10年前に撮影した友人たちと再会しながら、長江を通して中国の10年の変化を見つめ、
今度こそ「最初の一滴」を記録するべく源流を目指す。


まずは長江の雄大な映像が素晴らしい。そして10年ひと昔というが、中国での10年は大きく
変化があってびっくりする。ダムができたり、温暖化であったりと理由は違うのだが。人々の
考え方も結構変わっていたりする。それは、やはり中国でもここ10年で急速に広がったネット
によって、世界中の色々な考え方に簡単に触れられるようになったことが大きいようだ。また
10年前に出会った人たちとの再会が微笑ましい。10年前の夢を叶えている者、家の事情であき
らめた者。また女の国と言われる地域が、中国にあるのは意外だった。少人数部族というのも
あるのだろう。長江も上流に行くと、その周辺にくらしているのは殆ど少数民族になってしまう
から。またチベット高原が思った以上に高いところにあるのは、驚いた。高度5,000mを超える
ところもあり、監督達も高山病にかかってしまうほどだ、ちなみにチベット高原で暮らしている
人は低いところに行くと低山病で体調が悪くなると知って、それも驚き。人間の身体って不思議だ。
色々と感動させられる。でも、人との再会が一番感動かな。素晴らしい映画です。











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