平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

宮部みゆき 誰か―Somebody

2019年08月29日 23時56分16秒 | 読書
今日は読破した本の紹介。また宮部みゆきです。

親父も推理小説は、まあまあ好きで結構あるんですが、
自分好みの推理小説家は宮部みゆきが一番被っている。
そんなわけで、親父が残した本から読んでいくと、
宮部みゆきばかりになりそうな感じです。
宮部みゆきを最初に読んだのは「火車」だったが、
えらく長いイメージが残っていて、
これくらいの文庫だと一気によめちゃうね。


菜穂子と結婚する条件として、義父であり財界の要人である今多コンツェルン会長の今多嘉親の命で、
コンツェルンの広報室に勤めることになった杉村三郎。その義父の運転手だった梶田信夫が、
暴走する自転車に撥ねられて死亡した。葬儀が終わってしばらくしてから、
三郎は梶田の娘たちの相談を受ける。亡き父についての本を書きたいという姉妹の思いにほだされ、
一見普通な梶田の人生をたどり始めた彼の前に、意外な情景が広がり始める――。


杉村三郎は、これ以降シリーズ化され人気になっているんですね。
警察ではない主人公で殺人事件の謎解きをする設定って、なかなか難しいですよね。
これは、まあ同じ社内で、しかも主人公の特別な立場をうまくいかしてます。
それが以降、シリーズ化につながっているのかもしれません。
謎解きは、結構伏線がいっぱいあるのでわかりやすい。
逆に、まだ気づくかないのかってなるくらいでした。
謎を解き明かしてみると、なんだかなあのエンディング。
生き残っている人のエゴのほうが恐い。




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