平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

アルキメデスの大戦

2019年07月27日 23時53分58秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は、昨日から封切になった「アルキメデスの大戦」を観に行きました。
夏休みだし、愛知は台風も近づいているということで
屋内の映画館は朝一から見たことのない行列ができていました。
いや~、事前にネット予約しといてよかった。
上映時間間に合わないよ。普通に並んでいたら。



あらすじは、日本と欧米の対立が激化する昭和8年、
日本帝国海軍上層部は巨大戦艦・大和の建造計画に大きな期待を寄せていたが、
海軍少将・山本五十六はその計画に待ったをかけた。山本は代替案を提案するも、
上層部は世界に誇示する大きさを誇る大和の建造を支持していた。
山本は大和の建造にかかる莫大な費用を算出し、大和建造計画の裏に隠された不正を暴くべく、
天才数学者・櫂直を海軍に招き入れる。数学的能力、そして持ち前の度胸を活かし、
大和の試算を行っていく櫂の前に帝国海軍の大きな壁が立ちはだかる。



原作の漫画をしらないので、数学でどうやって大和の建設計画を止めるのかと予告を観て思ったが、
安い見積もりであがってきた大和の本当の建設費を算出して不正を暴くことで、
建設を止めさせる方向にもっていくのかと、そこの謎はクリア。
数学の天才櫂が数少ない資料をもとに建設費を算出していく様は痛快で退屈させない。
帝国海軍の陰湿な妨害工作もやっぱりそうくるよねって感じだ。
また、最初は櫂のことを毛嫌いしていた櫂の世話係りになった青年将校がドンドン櫂の味方になっていくのが微笑ましかった。
世の中が戦争への一本道へ行く中、その戦争には勝てないことがわかっていた人間が本当にいたんであろうと予測できる。
しかし国全体がそう動いている時は止められないんだなあと悲しくなる。
大和を設計した平山が語った大和の使命。本当にそんな使命はなかったと思うが、あったとしても叶わなかった。
日本は原爆を落とされ、沖縄を占領されても、なお一部の軍人は戦おうとしていたいう。恐ろしいことです。
5年にわたり戦争をしていたなんて、今の日本の世の中からすると信じがたいですが、
世界を見渡せば、それ以上戦争をしている国や今なお戦争がやまないのをみると
人類は何も学ばず進化をしてないのかと思わずにはいられません。
今の平和な世の中に住んでいることの幸せを想いました。
戦争映画ではなくヒューマンドラマでした。






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