今日は、新年明けてから初めて、伏見ミリオン座に行って映画を観て来ました。今日は、朝から3本です。
最初、朝一で観たのが「シンペイ 歌こそすべて」です。この映画は、明治に生まれ、大正・昭和を生き、
「ゴンドラの唄」「東京音頭」「シャボン玉」「てるてる坊主」など、童謡、歌謡曲、音頭、民謡など
さまざまなジャンルの約2000曲を残した作曲家・中山晋平の生涯を描いた伝記ドラマです。
というわけで、事実に基づいた映画だったので観ることにしました。伏見ミリオン座で観る
今年、最初の映画になります。
内容は、信州から上京し、東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)に入学した中山晋平。
ピアノの習得が卒業レベルではないため、落第・留年の危機に陥るが、教師の幸田先生に
演奏以外の才能を見いだされ、どうにか卒業する。やがて演出家・島村抱月から「芸術は
大衆の支持を離れてはならない」という教えを受けた晋平は、作曲家として「カチューシャの歌」
「船頭小唄」といった流行歌から、「シャボン玉」「てるてる坊主」といった童謡まで、
さまざまなジャンルの曲を手がけるようになる。自分の音楽を理解してくれる敏子とも結婚し、
二人の養子を迎えて幸せに暮らす晋平だったが……。
流行歌は、自分の親の世代くらいだろうか。それでも知っている曲はあるし、童謡にいたっては、
実際に歌っていた曲も多く、同じ人が作っていたのかと驚きだった。プロ野球のヤクルトファン
お馴染みの「東京音頭」もそうなんですね。幅広過ぎて、その才能に驚きしかないです。
恵まれた家庭ではなかったが、家族の後押しや、島村抱月の援助もあって自分の好きな音楽の道に
突き進むことができ成功していくも、移りゆく流行や後輩の台頭、そして時代の流れの中で翻弄され
ながらも、音楽、歌に生きた、生き抜いた人だったんだなと感動でした。
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