平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

最悪な子どもたち

2024年01月22日 23時59分24秒 | 映画・ドラマ・アニメ
土曜日、King Gnuのライブの前に、午前中は伏見ミリオン座で映画を1本観ました。観た映画は、
「最悪な子どもたち」です。この映画は、キャスティングディレクターと演技コーチの経歴を持つ
リーズ・アコカとロマーヌ・ゲレが長編初監督・脚本を務め、オーディションで数千人の若者と
接してきた実体験をもとに撮りあげた作品ということで、ある意味、事実に基づいた作品といえるので、
観ることにしました。


フランス北部の荒れた地区を舞台にした映画が企画され、地元の少年少女を集めた公開オーディションが
行われた。キャストとして選ばれたのは、異性との噂が絶えないリリや怒りをコントロールできないライアン、
心を閉ざしたマイリス、出所したばかりのジェシーの4人で、シナリオは彼ら自身をモデルにした物語だった。
波乱に満ちた撮影が始まり、4人は映画の登場人物を演じることで自分自身と向き合っていく。
主人公4人を演じるのは、実際に北フランスの撮影地近辺で開かれたオーディションで選ばれた演技未経験の子どもたち。
「アイダよ、何処へ?」のヨハン・ヘルデンベルグが劇中の映画監督役を務めた。


一見、映画を撮っているクルーやオーディションで選ばれた子供たちに密着しているドキュメンタリーのようだが、
それ自体はフィクションなのである。しかし、実体験に基づいているのでエピソードがリアルなため、現実とフィクションの
見分けがつきにくい。それが狙いではあるんだろうし、自分はそこに引き込まれるものがあったので、面白く観れた。
観る前は、なんかややこしい映画なのかなと思ったが、そうでもなかった。きっと実際にオーディションで選ばれた子供たちの
演技に目を見張るモノがあったからだと思う。それこそ演技なのか、その時の感情を爆発させているのかボーダーがわからない
ところに引き込まれたのかも。思っていた以上に素晴らしい映画でした。
















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