平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

世界で一番美しい少年

2021年12月18日 23時59分15秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は朝一から名古屋へ行って、映画を4本観ました。
最初に観たのは、「世界で一番美しい少年」です。
この映画はドキュメンタリーなので、すぐに観ることを
決めていました。オンタイムで、主人公は知りません
ですが、「ミッドサマー」にも出演しているとか。
まぁ、「ミッドサマー」は観てないんですけどね。


内容は、ルキノ・ビスコンティ監督の「ベニスに死す」(1971)で
主人公を破滅に導く少年タジオ役を演じたビョルン・アンドレセンの
50年間に迫ったドキュメンタリー。巨匠ルキノ・ビスコンティに
見いだされて「ベニスに死す」に出演し、「世界で一番美しい少年」と
称賛されたビョルン・アンドレセン。世界中から注目を集めた彼は、
日本でもファンに熱く迎えられ、池田理代子の漫画「ベルサイユのばら」の
主人公オスカルのモデルになるなど、日本のカルチャーに大きな影響を
及ぼした。それから50年近い年月が流れ、アリ・アスター監督作
「ミッドサマー」(2019)の老人ダン役でスクリーンに登場し、
その変貌ぶりが話題となったアンドレセン。年老いた彼は、かつて熱狂の
中で訪れた、東京、パリ、ベニスへ向かい、懐かしくも残酷な、栄光と
破滅の軌跡をたどる。その旅路とともに、人生を運命づけられてしまった
ひとりの人間の心の再生を映し出す。


本人は役者になるつもりはなかったのに、祖母に連れてかれてオーディションに
受かったしまったため彼の人生は、大きく変わってしまった。何も知らされない
まま、次から次へと言われるがままに仕事をこなす。本人の意思は全く関係なし。
そんな中で精神的に病んでいく。その仕事の中に日本が出てきてビックリ、当時
日本でも人気だったんですね。CMに出るは、日本語で歌わせてレコードデビュー
までさせているとは。本人が当時の仕事で係った日本人に合う中、自分の歌を
カラオケで歌っているシーンが印象的。カラオケのVTRも当時の本人の画像だし。
彼が病んでいく過程に日本が関わっているのは複雑な思いだ。もともと彼は繊細な
神経の持ち主のようだし、生い立ちや現在の生活などもよくわかった。
彼の余生が、心安らなものであるようにと思わずにはいられない。





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