F1 シュタイアーマルクGP

先週末は、F1のシュタイアーマルクGPでした。
まあ、名前は違っても前の週と同じ場所なんですけどね。
同じ名前のグランプリだとまずいので、名前変えてるでけで。
州の名前がグランプリの名前になってるんですね。
わかりやすく例えると鈴鹿サーキットで２戦やることになって、
１戦目は日本GPで、２戦目は三重GPみたいな感じでしょうかね。

そんな同じサーキットでの２戦目の予選は、雨で結構楽しめました。
そんな中でも２番手に１秒以上の差をつけたのが、メルセデスのハミルトン。
２番手はレッドブル・ホンダのフェルスタッペン。３番手はマクラーレンのサインツ。
４番手にメルセデスのボッタスときて、５番手にルノーのオコン。
ルノーも今シーズンは今のところいい感じ。以下６番手ノリス（マクラーレン）、
７番手アルボン（レッドブル・ホンダ）、８番手ガズリー（アルファタウリ・ホンダ）、
９番手リカルド（ルノー）、そして１０番手にフェラーリのベッテル。
あれ、もう１台のフェラーリは・・・。１１番手にルクレール。
ルクレールは、さらに違反で３グリッド降格・・・。

晴れた決勝は、結論から言うと退屈なレースでした。
スタートとハミルトンがトップをキープした時点で、もう永遠に逃げ。
フェルスタッペンは追うどころか、スタートではサインツに迫れる。
なんとかしのぐと、そのサインツはボッタスにかわされる。
そうそう、後ろではフェラーリが同士討ち。これでルクレールはリタイア。
ぶつけられたベッテルも結局はリタイアでフェラーリノーポイント。
もはや昨シーズンまでは３強と言われたのが嘘のような弱さ。
マクラーレン、レーシングポイントには、もう抜かれている。
ルノーも今回速かったしね。アルファロメオやアルファタウリ・ホンダと
同じくらいか。中団の第１グループと第２グループの間くらいかな。
１戦目の表彰台は奇蹟的だったよなあ、そう考えると。
レースのほうは、ハミルトン、フェルスタッペン、ボッタス、アルボンの
メルセデスとレッドブル・ホンダが交互に並ぶ。
焦点は、フェルスタッペンが２番手を守れるかどうかでしたが、彼をしても
それは難しかったようでボッタスにパスされ、メルセデスの１・２フィニッシュ。
レッドブル・ホンダは３・４位でした。
アルファタウリ・ホンダは１０位にクビアトが入賞で１ポイント。
ガズリーはリカルドと接触してマシンバランスを崩し１５位に沈みました。
ホンダは、まだまだメルセデスに比べるとパワーがたりませんね。そのパワーのなさが、
アルファタウリを中団の２番手グループに沈めている。マクラーレン、レーシングポイント、
ルノーに差をつけられている。まあレーシングポイントはピンク・メルセデスと揶揄され、
今度はルノーから訴えられていますね、ボディーワークを自分達で設計してないと。
いずれにせよホンダのパワーユニットを改善してもっとパワーを出さないことには、
レッドブルはメルセデスに追いつけなし、アルファタウリは中団後方に沈んでしまう。
ホンダには、急ピッチでアップデイトをお願いしたいね。










F1ランキング