先週の土曜日、杏里のライブの前の午前中に伏見ミリオン座で1本映画を観ました。
観たのは「憐れみの3章」。この映画は、「哀れなるものたち」 のルゴス・ランティモス監督と
エマ・ストーンが 、またタッグを組んでの映画ということで、前回の「哀れなるものたち」も
強烈な映画だったので、今回もどんな感じかと興味があったので観ることにしました。
「哀れなるものたち」は、地元でも上映があったのですが、この映画は地元ではなかったので、
伏見ミリオン座で観ることに。
内容は、愛と支配をめぐる3つの物語で構成したアンソロジー。選択肢を奪われながらも
自分の人生を取り戻そうと奮闘する男、海難事故から生還したものの別人のように
なってしまった妻に恐怖心を抱く警察官、卓越した教祖になることが定められた特別な
人物を必死で探す女が繰り広げる3つの奇想天外な物語を、不穏さを漂わせながらも
ユーモラスに描き出す。
「哀れなるものたち」に比べると、話が現代なぶん頭に入ってき易いが内容はぶっ飛んでいる。
3つの物語なので、退屈している時間なんてなくアッという間の感じ。異なる3つの物語だが、
出てくる俳優は同じなので、どこかクロスオーバーを探してしまうが、なんだかなあ。
話がぶっ飛び過ぎて、結局何がテーマなのかわからない感じですね。いや、こんな
ぶっ飛んだ話を3つも持ってくるのかと。それがこの監督やり方かしれませんけどね。
好き嫌いは、はっきり分かれそうな感じではある。刺さらない人には、全く刺さらないだろう。
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