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土曜日、午前中にセンチェリーシネマで映画を1本観た後に、伏見に移動してランチを食べて、
伏見ミリオン座でもう1本映画を観ました。観たのは、「ブルータリスト」です。この映画は、
ホロコーストを生き延びてアメリカへ渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家の数奇な半生を描いた
ヒューマンドラマで、事実に基いた映画なので観ることにしました。3時間半を超える上映時間で、
途中で15分の休憩が入りました。久しぶりの休憩時間有の映画となりました。
内容は、ハンガリー系ユダヤ人の建築家ラースロー・トートは第2次世界大戦下のホロコーストを
生き延びるが、妻エルジェーベトや姪ジョーフィアと強制的に引き離されてしまう。家族と新しい
生活を始めるためアメリカのペンシルベニアに移住した彼は、著名な実業家ハリソンと出会う。
建築家ラースローのハンガリーでの輝かしい実績を知ったハリソンは、彼の家族の早期アメリカ移住と
引き換えに、あらゆる設備を備えた礼拝堂の設計と建築を依頼。しかし母国とは文化もルールも
異なるアメリカでの設計作業には、多くの困難が立ちはだかる。
途中の休憩がいらない位、引き込まれました。ホロコーストを生き延びたとて、主人公が
変に聖人君子ではないく、結構ドロドロした感じの性格なところが、逆に人物として興味が
出たし、彼がやらかしながらも、色んな困難を乗り越えていくのにハラハラとさせられましたした。
妻と姪もそしてアメリカ人実業家も一癖二癖あるキャラなんで、普通の人おらんのかってくらい。
この映画で初めて知った建築家ですが、バウハウスで学んできたことに加えて、収容所での
経験までも建築の中に込めてしまうのは、凄過ぎると思います。
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