平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

戦争と女の顔

2022年07月16日 23時59分44秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は、伏見ミリオン座で映画を1本観ました。観たのは、「戦争と女の顔」。
この映画は、原案となった本がノンフィクションなので、事実に基づいた話と
いえるので観ることにしました。内容から、そんなに観る人もいないかと思ったら、
意外と席がうまっていたので、驚きました。もっとも、自分がかよっている
映画館は、マニアックな映画を上映するような映画館なので、自分も含めて。
マニアックな人が多いのかもしれませんが。


内容は、ベラルーシのノーベル賞作家スベトラーナ・アレクシエービッチによる
ノンフィクション「戦争は女の顔をしていない」を原案に、第2次世界大戦後の
ソ連(現ロシア)で生きる2人の女性の運命を描き、第72回カンヌ国際映画祭
ある視点部門で監督賞と国際批評家連盟賞を受賞した人間ドラマ。
第2次世界大戦に女性兵士として従軍したイーヤは、終戦直後の1945年、荒廃
したレニングラード (現サンクトペテルブルク)の街の病院で、PTSDを抱え
ながら看護師として働いていた。しかし、ある日、PTSDによる発作のせいで
面倒をみていた子どもを死なせてしまう。そこに子どもの母親で戦友でもある
マーシャが戦地から帰還。彼女もまた、イーヤと同じように心に大きな傷を
抱えていた。心身ともにボロボロになった2人の元女性兵士は、なんとか自分
たちの生活を再建しようとし、そのための道のりの先に希望を見いだすが……。


戦争から帰ってきた女性二人が、心に大きな傷を負いながらもなんと生きていく
のだが、なかなか普通の生活をしているようにみて、悩みが絶えないところである。
それぞれの性格が問題かとおもったりするが、それも戦争によるモノであるかも
しれないとなると、やはり戦争というものは心にも大きな傷を残すものであるという
ことがわかる。なので、主人公二人のモノは考え方は、若干常識外なところがある
ラストも若干不明瞭な終わり方で、この二人の行く末は不透明なままな感じである。
それにしても間が長い。PTSDの発作の時は、発作が起きていることをわかりやすく
するための音響をつかうのだが、結構長い。冒頭からなので、何だって思ってしまった。
おかげで発作が、時も場所も選ばず突発的に来るもんだとよくわかった。そして、
発作起きてないよねってくらい、話の間が長いことがよくある。そんだけ色んな思いを
巡らせながら会話するところも戦争による体験かと思ったりするが。周りのテンポに
比べると遅いのよくわかる。故に、せっかちの人はイラっとしてしまうかもしれません。
心と時間に余裕があるときに観るのがお勧めです。






全般ランキング


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モーリス・ラクロア アイコ... | トップ | 矢野沙織のライブに行ってき... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画・ドラマ・アニメ」カテゴリの最新記事