平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

ボストン市庁舎

2021年11月17日 23時59分30秒 | 映画・ドラマ・アニメ
日曜日は、この映画1本観るためだけに名古屋へ行きました。
その映画とは、「ボストン市庁舎」。実は、この映画、なんと274分という長い映画。
4時間34分ってことで、途中15分の休憩があります。時間が長いため、封切り週から、
一日一回の上映のみ。しかも料金も、通常料金だと1,000円増し。自分は会員料金なんですが、
こっちのほうは割引が少ないので、普通の映画より1,300円増しでした。それでも、
思ったよりもお客さん入っていましたよ。ちになみに伏見ミリオン座では、
お役所に勤務している人は、割引料金で観れるので行政関係者の方、是非観に行って下さい。


内容は、「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」などで知られるドキュメンタリーの
巨匠フレデリック・ワイズマンが、自身の生まれ故郷であるマサチューセッツ州ボストンの
市役所と街の姿を捉えたドキュメンタリー。多様な人種と文化が共存する大都市ボストン。
カメラは市庁舎の中へ入り込み、市役所の人々とともに街のあちこちへと動き出す。警察、
消防、保健衛生、高齢者支援、出生、結婚、死亡記録、ホームレスの人々の支援、同性婚の
承認など数百種類ものサービスを提供する市役所の仕事の舞台裏、そして市民の幸せのために
奮闘する市長マーティ・ウォルシュと市役所職員たちの姿を映し出す。


ボストン市長が、やり手の市長だということはよく分かった。きっとアメリカの中でも移民が
多く、人種間の差別であったり、貧富の差が大きいのだろう。それに付随して失業問題と
山積みのように問題がある。とにかく市長は市民の声を聞けという方針なので、もう何でも屋
のような色々な電話がかかってくるし、陳情もある。そんな中、ボストンでは色々な対応する
部署や委員会が名ばかりではなくちゃんと機能している感じでしたね。ここらがお役所仕事、
委員会もシャンシャンで終わることが多い日本とは違うところか。とことん話し合うし、委員会が
企業に提案していったりと活発だ。日本とは行政システムが違うので、これをすぐに日本の地方公共団体に
求めるのは難しいだろう。自治体の体力があるところがいいが、そうでないところは苦しいだろう。
ボストン市長のもと、改革をしながら日々の問題に取り組んでいる感じが映画からは伝わってくる。
だが、まだまだ不十分な点もあるのだろう人種差別の問題は根深いし、地区によっては貧困問題もあるし、
物騒な場所もある。警官が足りないくらいだしね。大麻は合法だが、販売所建設は地域住民とかなり溝が
あり、最終的に行政も出てまとめていくのかどうするのか興味深いところだった。ボストン市長自体も
移民であり差別は感じることはあったようだ。5年間で大きな躍進をしたが、今後はどうであろう。



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