ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

南アジア モルディブへ

2011-12-07 23:26:02 | 
12月3日: モルディブ マレにて


3年ぶりのモルディブ、首都マレは生長する植物のようにビルがどんどん伸びているのが印象的 

ビルの屋上から回りを見渡した光景… この首都の島は1周ぐるっと歩いても1時間…我が町内よりも小さいかもしれない…

朝、島を廻ると・・・
モスレムの女性は人前で肌を出すのが御法度ゆえ、市民の海水浴場は服を着て沐浴しているようなありさま

サーフィンを楽しむローカルの若者…

日本のODAで供給されたテトラポットがスマトラ沖地震の津波被害を食止めてくれた事への感謝の意を表したモニュメント

一方、住民の往来が多くなった事により、ゴミの量も増えているのが実態…首都の美しい港にもペットボトルのゴミが浮いている…


以前にも紹介したけれど、ここの交通法規は車の最高速度が30km/h、バイクが25km/h・・・
間違いなく、首都マレで100km/hを一瞬出そうものなら海に落ちるだろう…
とは言え、駐車場にはAUDI TTもあったりして、人間の所有欲の{?}を垣間見るものがある


超過密状態の首都の島マレの近くに第2マレとも呼ばれるHulhumaleがある
ここは、ODAによる埋め立て工事などで広大な敷地を有する島だけれど、3年前訪れた時と比べても草が生した位で、そんなに多くの建物が建った感はない・・・

空港島とも道路で結ばれているけれど、Hulhumaleが本格的に発展するのは首都の島であるマレと橋で結びつく後だろう

Hulhumaleの街角

スーパーマーケットを覗くと、面白い食材が目に付く


現在、モルディブを訪れる観光客は中国人が2割を超え、日本人は5%にも満たない…
ただし、ヨーロピアンがまだ、多くを占めてはいるが、欧州経済危機により、この構図は近々中に変化していくかもしれない。
リゾート建設もスローダウンしているとは言え、かつて新婚旅行で訪れたボリフシ島はアラブ首長国連邦のジャメイラが買収しボリフシ・ジャメイラとして1泊数十万円もする超高級リゾートに変貌する…
1986年10月のモルディブ・・・ボリフシ島

25年前か…本当に綺麗だったなあ・・・

モルディブでのお仕事の終わりにボートで空港に向かうと、虹が架かって嬉しいサヨナラです


さてさて、次はシンガポール…離陸すると眼下に素晴らしい景観が広がり南国のパラダイスを改めて心に刻み付けられます


今度は、カミサンと来たいなあ…


南アジア インドへ

2011-12-07 00:02:11 | 
3年ぶりのインドだけれど、今回は休日に訪れたデリーの思い出を書き記そう…

11月27日: オールドデリーにて
オールドデリーの街中での超大渋滞… もう動きません…笑うしかないか


車を降りて、街中を散策すれば…

このココナッツを食せば、以降の出張も…The ENDか…


リアカーの上で寝ているオヤジ…なんとなく、ほのぼのする写真

祀りに使う飾りを扱う店々のカラフルな色彩に、思わず目を奪われます


国際遺産 RED FORT 

ムガール帝国が築いた城砦は見る者を圧倒します

オールドデリーの劣悪なトイレ・・・10m以内に近づく事が出来ない…

ここで、おなかを壊したら最悪の思い出になるだろうなぁ…

デリーステーションの喧騒


デリーのショッピングモール…欧米のショッピングモールの感覚

この対比は何なんだろう…

ホテルのバーにて…中々面白いお酒も揃えています

Teacherというウイスキーはインドの物だと思っていたけれど、今はグラスゴーで作るスコッチウイスキーになっていたのは、ちょっと残念…

空港の待合室で偶然見つけた亀仙人… 笑)

旅先では、色んな出会いがあります…

御仕事も無事終了し、空港でインド版カップヌードルに舌鼓…

カレー味で中々美味

インドの滞在はこの出張で一番長い6日間…
デリーとチェンナイに滞在したけれど、デリーに比べ南の地方都市のチェンナイは、ほのぼのとした空気が漂う感がある。
一方、大都会のデリーに居た人間が、バイクで200km/h出せると言ってたけれど、確かに南部に比べて道路幅も広く、頷けるものがあった…
しかし、、、インド… 何処に行っても物乞いの姿は消える事が無い…
いたいけな子供を抱いた若い娘、手足の無い不具者の少年達・・・ BRICSは注目されても、この国の貧困が消える日はいつだろうか?
物乞いの少女達も年は中学生か高校生位か…可愛い顔立ちの少女も多く目立ち、AKBのようなユニットが作れるのではないかと思ってしまう事実…
これは、人が生まれて生きる環境、そしてチャンスの巡り合わせ…人の可能性って何なのか?あらためて問い直したい命題でもある。

社会のBottom Of Pyramidに注目した商売を称してBOPビジネスと言うけれど、この光景を見ると、社会に潤いをもたらす本当のBOPビジネスを我々は出来ているのか自問自答してしまう。
確かに、世界中で貧困層は無慈悲なギャングのような連中に搾取され続ける現実は、犯罪もしくはテロに向かう煉獄の温床を作り出しているのが事実だ。
これを政治の貧困によるものだとするのは、あまりに安直かもしれない…
少しでも、この世界に光が当たり、貧困層の悲劇が無くなる事を、切に願わざるにはいられないのが現実。
インドの悲劇はインドの日常にある…

目を閉じ、色々な事が頭を巡り、機上の人となった・・・ 
さあ、次はモルディブだ…