ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

東京モーターショーへ

2017-10-31 21:33:51 | 日常
週末の台風の気配を感じながら金曜日は東京ビックサイトへ
フューチャーモビリティサミットに参加して翌日はモーターショーを訪問

行きの新幹線から富士山も山頂に少しの雪化粧


サミット当日は3000円のプレミアムチケットを買えば金曜の午後から入場することが出来る特別日
長蛇の列で入場する来場者を見ると、車に対する熱気を感じずにはいられません


27日の18時まで行われたサミットの講演は、いずれも素晴らしい内容で、本年度参加した中でもNo.1の講演会…その中でも特に感銘を受けたのはGMS(Global Movility Service)…
世界中で与信審査に受からず融資を受けられない人々が途上国中心に20億人…
確かに、今まで訪れたいずれの途上国でも、この問題を抱えていることは僕も肌で実感している
超高額な高利貸しがはびこり、貧困の連鎖から抜け出せない現状…
車があればビジネスチャンスがあるのに、現金一括でしか買うことが出来ない現実社会の闇が消えないのは、融資焦げ付きのリスク…
与信を受けられない人々へ、IoTを用いた遠隔コントロールによる車両管理で確実な担保を行うデバイスは、皆が融資を受け成功の機会を享受できる信頼を担保するコトの提供
フィリピンで成功した実績を途上国の世界に広げて欲しいと切に願わざるを得ません
「世界の人々に豊かさと喜びを提供し、供に成長していく」当たり前だけれど絶対に忘れてはならない理念を強く感じる次第です…

一方、FOMM(First One Mile Mobility)の目指す超小型電気自動車は、東北の震災で車で避難して発生した悲劇の現実から、車が凶器とならない事を願って、非常時に水に浮いて運転できる機能を入れた、信念と理念が一つの形になった素晴らしい未来の創造物
洪水の多いタイでの現地生産展開が間もなく行われることからも、東南アジアから交通手段の新しい革命が起きることを願うし、これが途上国の3輪タクシーに置き換われば、更なる明るい未来が開けていくと思う
サービスであれ、プロダクトであれ、根幹は世界の人々に豊かさと喜びを提供するという愚直なまでの理念にあると確信した次第…

そして、ヨーロッパからはレシプロエンジンからの脱却と言うマーケティングワードの連呼…
イギリスやフランスが2040年にレシプロエンジンの全廃を謳っているけれど、化石燃料の需要と供給が安定している現実社会では、電動化に一気に流れが変わる感はモーターショーの熱気からも感じ取れない…
マーケティング先行でブームを作って先駆者スタンダートの利益を得ようとしているのがヨーロッパ諸国や中国の戦略とも見えるが、明らかにこの流れに日本は乗り遅れている…
電動モビリティの世界は中国のバッテリー屋が車両製造に乗り出したり、Googleが車を作ったりで、急激な移動手段の変化は白物家電と同じ戦いの場に自動車産業がさらされる未来が垣間見えている…
但し、参入自由度が大きい電気自動車は手段であって目的ではない
真の目的は、「世界の人々が幸せになること」その為の大きな手段が「移動」…人類は移動と共に発展してきているわけで、移動を介するモビリティはその核となるもの
「移動」は楽しみであり、出会いであり、発見であり、そこに価値が生まれることで、ビジネスを連れて来るものに他ならない
ゆえに、モビリティ革命は単にハードによるものだけではなく、社会を変えるソフトによる部分も大きな位置を占める
そして、変化の自由度が大きいデジタル社会がその担い手となっていくのが未来
今までの製造業の常識であった、先発が利益を享受できる勝ちパターンが通じない、後発優位のデジタル産業の世界が、現実社会の「今」になろうとしている…
コトの提供が叫ばれて久しいけれど、従来の自動車メーカーは、モノの提供に価値を見出しているが、デジタル屋はコトの提供とする「成果の提供」がお客様に与える価値
新しいお客様に対して、どのような提供価値を与えていくか

USでは自転車道で電動スケートボートが乗れる時代…
日本の道路行政はハード面でのインフラ整備で慢性化する交通渋滞を乗り切ろうとしているが、既存インフラを活用するソフト面では大きな後れを取る実情…
身近なところでは、既存車両に対して、テスラ車には定期的に新機能を追加するワイヤレス ソフトウェア アップデートが配信され車を進化させていくのに比べ、年度モデル変更のアイサイトのアップデートすら同じ型の前年度モデルに反映できない日本の旧態然とした行政の実態…
もはや車もパソコンのアップデートに近い自由度を持たせないと進化のスピードが追いつかなくなるのが現実だ
進化するモビリティ環境に対して、いつまでも政府が規制緩和に踏み切らないと、モビリティを取り巻く革命の中で、国内の基幹産業である自動車産業のベースにある部品メーカーが、この激変の中で系列に縛られる悪循環が起これば、白物家電と同じ戦いの場に晒され、2025年には1/2になると感じたのは僕だけか…

正直言って、ムーアの法則が車にも適用されるなどと思いたくはないが、今まで以上にモビリティ環境は変化している… 走りの性能にだけ目を奪われていたら時代はより早く先行していたのが現実だ
確かに「今」だけ見れば、動力系の選択に関する実情は現実とは解離しているが、未来社会を見据えて対応していかなければならないのが有るべき姿… 
一方、「繋がる」という部分で世界を見渡せば、やらねばならないことが沢山あることを実感したのが今回のサミット
電気自動車を、地球環境配慮は当然のことながら、飽和するモビリティ環境への対策手段の一つと捉えれば、「繋がる」ことによる相乗効果が得られるIoTの車両展開は更にこの上位に位置づけられるものに違いない
その中で、デジタル社会との行政の融合が「今」必要な未来への足掛りだと思う

そんな目で2017東京モーターショーを見れば、ある意味、喧騒の中の虚脱感と共に、分岐点を感じるエポックメイキングな空気を感じた次第です…

28日に訪れた2017東京モーターショーの会場を振り返れば…
人人人の熱気に包まれる会場内

そんな中、真っ先に訪れたのはGMS

残念ながら前日講演してくれた代表者は居なかったけれど、スタッフの方に昨日のお礼を述べるとともに、気持ちの良い会話が出来たのは大きな収穫

日産のブースでは電動車を積極展示

電気自動車にスポーツ走行を謳うリーフのNISMO車両


近くのレゴブースの一コマ

子供連れで行ったら、展示がみえないだろうなぁ…

ポルシェGT3の狂気の中の歓喜



スバルブースではXV開発の責任者とも話が出来て、車の素晴らしさを改めて感じ入ります

魅力的なインプレッサのコンセプトモデル


次期WRXのコンセプトモデルは危険臭も感じる色香を纏います

やっぱり、スポーツモデルとレーシング車両は夢とドキドキ感を与えてくれます


しかし、ここだけに注目していたら時代に乗り遅れてしまうのが現実

レクサスのコンセプトモデルは、夢の世界


三菱ブースには、急勾配に展示したアウトランダー

ランエボの未来形を感じるコンセプトカー



ホンダの展示は思いのほか地味な印象

TYPE-Rの展示



レーシングエンジン

そんな目で見ると、ホンダの展示には、未来への葛藤を感じます

スズキは船外機まで展示する貪欲さ

モビリティ革命の狭間の中で世の中をどのようにしていくのか

カワサキはひたすら走りを追う世界… Z1の復活



ボンバルディアのブースも華やいだ世界


ブリジストンではパンクしない自転車タイヤの試乗コーナー


デザインの深化はマツダの真骨頂… スカイアクティブXで究極のレシプロを目指す姿勢





BMWはZ4コンセプト





ベンツは狂気とエコ  そして未来を模索



イケヤフォーミュラーはナンバー付きのレーシングカー



ルノーF1

トヨタのWRCカー そしてエンデュランスレーサー


プレーステーションの現実車両

いずれも夢に直結する世界…
ただし、この世界だけに踏みとどまっていたら、モビリティが生む価値を、世界の人々に与えることはできない

ショーの終わりに、脳裏を過ぎったのはダーウィンの言葉…
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」

多くの示唆と共に色んな思いが脳裏を駆け回った2017東京モーターショーでした
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XVにSTIチューン

2017-10-29 17:22:15 | SUBARU XV
SGPに一新したXV2.0i-Sに乗り始めて早2か月
購入前に、昨年から他車との比較試乗も十分行って、インプレッサがBESTと見えたのに、XVが発売された事で、XVに移行したのが実情
最後は、インプレッサかXVか同じプラットフォームを使用する機種で悩みに悩んだんだけれど、ハンドリングが素晴らしいインプレッサよりも未来の価値を多く提供してくれそうなXVを選びました

とは言え、、、正直言えばXVがインプレッサのハンドリングになればBESTなんだけれど…
と言うことで、、搭載時期をずらして効果を体感すべく、購入2週間後にSTIフレキシブルタワーバー、そしてその1カ月後にSTIフレキシブルドロースティフナーを装備した次第…

STIフレキシブルタワーバーは、本来リジットのバーで左右のサスペンション固定部をボンネットの中で繋げるストラットタワーバーを二つに切断して中央部をピロボールで連結したパーツ
ロッドは伸びずに動く時には円運動になるから、左右のテンションで応答性は高まるけれど、ピロボールが路面からの衝撃をいなす構造…
ヤマハのパフォーマンスダンパーはバーの中央部に装備されたダンパーが伸縮する構造なので、似て異なるモノか…
パフォーマンスダンパーは振動伝達経路の大幅な遮断に寄与するが、フレキシブルタワーバーも振動伝達経路には影響を与えるから、これも効果ありと想像した次第…
ディーラーさんでもハンドリングがしっかりするとも聞いていたので、インプレッサ2.0i-Sに近付くかと密かに期待していたパーツではあります…


で、、、今までの経験でR32ーMにタワーバーを付けても、正直言って大きな効果は感じることが出来なかったゆえ、期待と不安が入り混じりながらディーラーさんで装着して走り出すと…
走り出した瞬間から、ステアリングのしっとり感が増えて、今まで少し軽くて路面とのコンタクト感が薄く感じていた手ごたえが、しっかりしたものに変貌したことを実感
久しぶりに驚きを隠しきれなかった自分が居ました… 


その後、1か月フレキシブルタワーバーのみで走ると、コーナー最後でリアが同調しないような微妙な違和感はあえて書けば、感じたのが実感…そしてインプレッサにも比較試乗させてもらったけれど、当然のことながらインプレッサは凌駕出来ていない…
ここで、フレキシブルドロースティフナーを装備します

この部品はお客様感謝デーの割引に合わせて購入したけれど、装備するとカバーに隠れて見えなくなるパーツです

PITで車を上げた時に撮影させてもらいました

こんな小さな部品だけれど、装備して走り出すと先ず実感するのが、ステアリング回りの構造部材の振動モードが変わって、ステアリングインフォメーションから不快な振動感が消えてダイレクト感が助長されること
そして、前述のコーナリング後半で引きずるような違和感も消えて、車の素晴らしい旋回挙動に暫し感動した次第です
その後、乗り続けても、完全に、意識とシンクロするステアリングインフォメーションになっています

1+1が3以上になった感覚で、相乗効果によるものか、はたまたフレキシブルドロースティフナーの効果によるものかは定かではないけれど、この2つの部品の装着効果は抜群です
あらかじめステアリング系にテンションを加えておく部品だけれど、ここまで運動性が良くなるなら標準装備にすれば良いと思うのは僕だけか?
STIのチューニングパーツの底力に脱帽です

車高の違いによる重心位置の差は払拭出来ないけれど、ハンドリングがインプレッサに非常に近付いたことは確かです
あえて言えば、重心の高いXVは段差乗り越えの時にロール方向の緩い揺れを感じるけれど、硬くすれば乗り心地は悪化する訳で、あえて踏み込めばサスペンションのチューニング…
ここは諸刃の剣か…
いずれにせよ、現時点トータルバランスで考えて十分満足できる車に仕上がりました 
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御前崎センチュリーライドへGO!!!!!!

2017-10-08 23:11:57 | サイクリング
今日は、34回目になるSCAセンチュリーラン in 御前崎
朝4時に起床して、5時からXVにSIX-13を積み込み、御前崎にGO!!!!!!
どういう訳か、助手席には、相棒が乗っています


受付開始は6時半からなのに、早朝の150号線はガラガラゆえ、1時間で御前崎に到着
御前崎に着けば夜明け直後の白々とした空がお出迎え

良く見ると、雲間に富士山も顔を出しています


スタートラインも設営され、いよいよ開会式


本日のコース

100マイルだからこのコースを折り返し2周
とは言え、Bポイントのお茶の里は未だオープンしていない為、空港入り口北を折り返すコースです

いよいよスタート

(写真はイチヤさんからの頂き物)

今日はラッキーなことに秋祭りの真っ最中
磯部近辺では綺麗な山車に遭遇

嬉しい笑顔でお出迎えしてくれます

折り返して御前崎の海岸道路

やっさを先頭に笑顔の絶えないサイクルトレイン
(写真はイチヤさんからの頂き物)

牧野が原台地は一面の茶畑

エイドステーションでは御茶や抹茶アイスクリームが振舞われて嬉しい限り
快晴の茶畑の中を富士山を横目に見ながらのサイクリングです


フィニッシュラインまで、イチヤさんの仲間と走って充実のペダリング
本日の走行データ;

走行距離:142km
平均速度:26.1km/h
獲得標高:540m

フィニッシュラインを通過して秋晴れの一日

(写真はイチヤさんからの頂き物)

バイクラックに愛機を掛けてゴールで寛げば、心地良い風が頬を撫でます


いやぁ、楽しいサイクリングだったねぇ



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走り回って週末は2&4

2017-10-01 21:42:30 | 日常
秋の気配を肌で感じる10月1日…ゆく夏を惜しむのか、朝の空気に誘われ6時前からS2に火を入れて浜名湖へGO!!!!!!

と言うのも、前日にNAVI CARSの湾岸ミッドナイト特集号を読んだから…

(NAVI CARSは以前、イニシャルD特集号もあったからねえ…)

XVを堪能する毎日だけれど、半自動運転から完全マニュアルのS2に乗り換えればどのようになるか内心心配なイグニッションスタート
とは言え、エンジン始動と共にこの気持ちは一瞬で忘れて、五感で感じる走りに、いつになくアドレナリンが全開
一気にオレンジロードに向けてオープンドライブ
V-TECの音が峠にこだます至福の時間を味わいます

礫島を前に瀬戸のドライブインで暫しの休憩と、車仲間との談笑


話が弾めば、いつしか時計は7時半…
8時半からのサイクリングの約束に向けて家路を辿れば、高揚感と共に4輪から2輪に気持ちもスイッチ

で、、初めて卸す、ペアのデローザを交えていつものポタリングコースへGO!!!!!…
五社神社、浜松城から奥山線跡を辿りながらのペダリング

佐鳴湖を周遊すれば稲刈りの真っ最中

漕艇場では高校生が一生懸命練習中


佐鳴湖から大久保へ…
開店前のJohnnyのハンバーガー

ここちの竹林

はまゆう大橋の上で風に吹かれて…

そして、SISTER ANNに御挨拶



ガーデンパーク駐車場ではKAWASAKI ZXRのオフ会が開催中


走り疲れて浜名湖ライダーズカフェへ

ここはいつ来ても素敵な空間です


ライダーズカフェでは、うなぎもんじゃコロッケ定食を

鰻の入ったもんじゃをコロッケに揚げて、山椒を付けていただけば、中々のグルメ
此れもまた楽しからずやかな

チョコットでソフトクリームを食べて、舞阪漁港を散策し脇本陣へ

橋が無い時には完全に日本の大動脈がここで切れて渡船で浜名湖を渡ったわけだから、往時は凄い賑わいであったことを偲ばせます

脇本陣は、まさに異次元の空間





ゆっくり走って47㎞
消費カロリーより摂取カロリーが多い、歴史散策サイクリングかな

とは言え、今日は1日走っていたねぇ 





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